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この記事は 2016年10月06日 に以下のカテゴリに投稿されました 気をつけましょうね.

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撥水スプレー(等)を使う時に今一度使用方法を確認してね – 東京都消費生活総合センターが注意喚起

キャンプやアウトドア、登山する人はもちろんだと思うし、雨の多い季節になると普通の人でも使いますよね。

撥水スプレー使い方を今一度確認してから使うこと

撥水スプレー使い方を今一度確認してから使うこと

靴やズボンの裾部分に吹いておくと、驚くほどの効果を発揮するものもある。

大概はスプレータイプのものだと思うけれども、今は漬け込むタイプの物もありますね。

特に利用することが多いのはスプレータイプのものですが、これ、効果は確かにあるのですが、使用方法をよく確認して使わないと危険なこともあるのです。

いくつかの問題(事故)が起きているようで、東京都消費生活センターが注意喚起を促しているので、お知らせしておきます。

家庭用防水スプレーによる中毒事故に注意!!
~使用方法を誤ると呼吸困難や肺炎等の重篤な事故につながります~
東京都消費生活総合センター

消費者注意情報

家庭用防水スプレーは、靴や鞄などの革製品の汚れや、雨や汗などによるシミを防ぐことができます。また、スポーツウエアや雨具の防水性を維持するためにも使用されます。手軽で便利なものですが、使用方法を誤ると相談事例の様な重篤な中毒事故につながる可能性があります。

相談事例
靴店で靴の汚れやシミを防ぐ保護効果のある防水スプレーを購入した。自宅マンションの玄関で換気扇を回しながら当該品を数足の靴に噴霧し使用したところ、数時間後に高熱を発熱し、呼吸困難になった。翌日、医療機関を受診したところ、過敏性肺炎と診断され緊急入院となった。酸素吸入、肺洗浄等の治療を受け、9日間入院した。
ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス
使用の際は注意事項をよく読み、守りましょう。

呼吸困難や肺炎等の中毒症状は主に、スプレーに含まれる撥水性を有する「フッ素系樹脂」や「シリコン系樹脂」を吸い込んでしまうことが原因です。商品には必ず以下のような使  用上の注意事項が書かれています。

○必ず屋外で使用しましょう
○締め切った場所、玄関先、車内など空気の滞留しやすい場所では絶対に使用しないでください
○屋外で使用する際も風向きに注意し吸い込まない様に気を付けましょう
○スプレーは吸い込むと有害です、多量に吸い込むと嘔吐、呼吸困難などの症状が出ることがあります。

よく読んで、必ず使用方法を守りましょう。具合が悪くなったときは、すぐに医師の診察を受けてください。

特に乳幼児のいる方やペットを飼っている方はご注意を!
乳幼児やペットは体が小さいため、健康被害を受けやすいと言えます。乳幼児やペットが近くにいる場所では絶対に使用しない、手の届かないところに保管するなど、注意が必要です。

防水スプレー以外のスプレーにもご注意を!
UVをカットするという衣類用のコーティングスプレーでも同じような中毒事故が報告されています。身近にある便利なスプレーですが使用の際には充分に気を付けましょう。

以上

撥水材というのは、大概はシリコン系かフッ素系のものが含有されているのです。

お家だと玄関やお風呂場でってのが思いつくと思うけれども、ご承知の通りかなり密閉されたような空間なわけです。

そこで使えばやっぱり口や鼻、皮膚からもこのような溶剤が吸収されるわけですから、やっぱりバルコニーなどの天が開けた場所で使う方が良いでしょうね。

即効性で撥水効果が表れる製品もあるとは思いますが、その後はよく乾燥させると撥水効果を発揮するのがほとんどの製品なので、そのまま野外で乾燥させるのが良いと思いますよ。

また、体に悪いだけではなくて、繊維にも影響を与えることがありますから、必ず目立たない場所に一回吹いて仕上がりを確認してから使うと、大切な衣料も守ってあげることができると思います。

こんなことで調子悪くなっちゃったらつまらないから・・

必ず製品の利用方法を読んでから使ってほしいと思います。

東京都消費生活総合センターの注意喚起のページはこちらにあります。


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