車用品専門店に出掛けても、近くにあるホームセンターに行っても、コレ専用のお磨きセットっていうのが存在するのね。
まぁ、根本的に解決する事が必要とは思うのだけれど、昔は全部ガラスだったからこんなことは起こらなかったのだか、最近のスタイル優先の車のヘッドライトは、なんていう素材なのだろうか(?)、硬質プラスチックスというかアクリル成型というか、そんな素材でできている。
おそらくはスタイルだけではなくて、その製作工程の短期間化や車自体の軽量化にも役に立っているのだとは思う。
でもね、数年たつと黄色くなっちゃうヘッドライトなんて、なんで販売しているのかねぇ?車屋さんに聞いてみたいよ。
実は、家族のものが突然の転勤で、あわてて通勤用のお車を購入したのだが、予算の関係で、年式は古いし、まぁその程度はお察しください。
当たり前のようにヘッドライトには曇りが発生し、黄色っぽくて、これじゃ照度にも影響があるだろ!な感じ。
で、まぁねぇ。そういう時にはこれだろ~って製品が思いついたので、ダメもとで試してみたら、好結果が得られたので、紹介しておきます。
※ご自身で作業される場合は、自己責任でお願いします。
車用品の売り場に行くと専用の品物もたくさん販売されているのだけれど、その内容を見ると、細目 / 中目 / 粗目、などの3種類程度のコンパウンドと思われるものがセットになった商品などがたくさん並んでおりますが、まぁ普通はそれを使うのだろうけど、これを使う。
って手元に常備してあるから。
もっと大容量のものもあるけれど、これぐらいの大きさので、よいと思いますよ。
ちなみに、大きなビルの消火栓などがピカピカに磨かれているのをたまに見かけるけれども、作業をされる方が、これで磨いているのを見たことがあります。
ということで、ピカールという製品は、本来は金属磨き用の製品なのだが、あまり気にせず、試行。
使う道具は、ポリッシャーがあると便利。
もしもポリッシャーを買うなら、経験的に言って、車用品で買うよりも工具の類から選んだ方が良いと思う。
もちろん手で磨いてもできるとは思うけれど、時短できちゃいますし、この暑いさなか、スポンジと雑巾で頑張るってのも、結構つらいかも。
あと必要なのは少量のお水。
軽くほこりを落とした後、適量のピカールをポリッシャーのスポンジに塗り込み、ライトに押し付け、スイッチを入れるだけ。
この場合はライトだけれど、ライトにポリッシャーを押し付けた後にスイッチを入れないと、ポリッシャーが回転して、塗りつけたピカールが周りに飛び散り、大変なことになっちゃう。
数分磨くと、水分が飛んでしまうので、ペットボトル等に入れた少量のお水を垂らしてあげると、またピカールが伸びて、きれいに磨くことができますよ。(ってコンパウンド使う時の基本だけどね)
忘れていたけど、周りのボディ等は磨く必要はないので、簡単でよいと思うけれど、マスキングテープではみ出しそうな部分はマスクしてあげた方が良いですね。
さてさて磨いた結果はこの通り。
ふん。だいぶ違う。いいんじゃない?
この画像の方が解りやすいかな?
これほど違いが出るとはねぇ。思わなかったけど。
お~!綺麗!新車みたいだ。ライトだけ。
両方やって完了。
この後は、ホントは脱脂して、保護の目的でクリア塗装とかしたほうが良いのかもしれないけれど、ワックス掛けて終了って事にしました。
まぁ、一時しのぎかもしれないけれど、これでどれほど持つのかは、実証中の段階です。
まぁでも、また曇ってきたら、磨きゃいいんでしょって感じ。
大体1時間もあれば(ポリッシャーがあれば)終わる作業です。
ヘッドライトだけではなくて、リアのランプの類にもこの手は使えるし、ライトの曇りや黄ばみが出ちゃっている方は、作業してみるとよいですよ。
お安く簡単にできますから。
古い車だけど(自分のじゃないけど)、車いじるのは楽しいね。
またいじらせてもらおっかな。(って内緒でいろいろいじっちゃうけどさ)