銚子電鉄のデハ 1002 には、実は乗車した事は無いのだけど、あの懐かしい電車がまだここで走っているのだなぁとは思っていました。
その銚子電鉄のデハ 1002 が1月10日をもって引退すると・・
また懐かしい電車が消えていってしまいます。
この電車先にも書きましたけれど、営団地下鉄の銀座線とか丸ノ内線も走っていた電車なんです。化粧直しはされているけれども、上の画像も丸ノ内線のカラーになっていますね。
銚子電鉄に来てから約20年。その前もあるから、多分50年ぐらい経っているのかな。
懐かしい銚子電鉄を走る電車はこちらで見る事が出来ます。
その頃は、銀座線で新橋から赤坂見附まで通勤で利用していたのですが、この電車にも良く乗りました。
新橋ー虎ノ門間は、そりゃあもうすごい混雑で、カバンも傘もどっかいってしまうほど。
若かったからまぁスゲ~な位で平気だったけど、あんな電車お年寄りは乗れません。
殺人電車みたいな混雑でした。
最後の運行は、上記の丸ノ内線カラーの電車と、なんとその銀座線カラーの電車(デハ 1001)が連結して、これは珍しい協調運転を実施するのだそうです。
協調運転とは、前も後ろも動力車で、それを人手で協調させて走行するという事で、高度な技が必要となるそうです。
すごく懐かしい電車なのですが、ついでに思い出したのが、銀座線に乗ると、時々電気が消えちゃって驚いたけど、今こんな話をしてもわかる人いないでしょうねぇ。
ちなみにこのデハ 2 両は、丸ノ内線カラーのデハ 1002 はその後の予定は未定で、銀座線カラーのデハ 1001 は、予備部品用として、しばらくそのままという事になっているそうです。
最後の運行は、当日の運行ダイヤの合間に臨時列車として行われるそうで、銚子発午前9時47分の下りから。最終は外川発午後4時33分、銚子着同52分。そのうち下り銚子-外川(午前11時7分-同26分、午後0時22分-同41分)と上り外川-銚子(午前11時38分-同57分、午後0時58分-1時17分)の4本で協調運転を行います。
協調運転でデハ 1002 に乗車する場合は、運賃とは別に乗車整理券 500円が必要で、途中下車できません。
整理券は当日午前10時に銚子駅銚子電鉄乗り場で発売します。
1列車当たり50枚程度で1人2枚までの制限がありますのでご注意ください。
もう一度、乗車してみたいのですが、ちょっと無理かな・・