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この記事は 2015年01月15日 に以下のカテゴリに投稿されました 登山.

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遭難すると大変なんですよ – 先日もスキー場でありましたけど、その費用のお話

先日もテレビでやっていましたね。

スノーボードで滑っていて、スキー場外を滑ってしまって遭難したと。

無事に見つかって、帰ってこられて良かったとは思いますけれど、捜索にあたった警察官の方に、怒られてましたね。あたりまえです。その現場の画像が流れていました。

これ、そういう事しちゃう事が、まず大きな間違いなので、滑走が許可されたところだけを滑るようにしないとね。よく見かけるのはコースでないリフトのしたとかそんな所を滑っているのも見かけたりする。こういうのやめましょ。

捜索に当たった方も言っていたけれど、捜索に出る人たちだって、一生懸命命がけで捜索に当たるわけです。そりゃそうですよ。大変なんです。

そんな時の費用ってどうなるのかなぁと思って調べて見たら、基本的には請求されるのだそうです。そりゃあそうでしょう。

民間のヘリコプターを捜索に使った場合、1時間で100万円程だそうです。

これ、やっぱり高いので、費用の面で捜索をあきらめざる終えないことも多いのだとか・・これは悲しい事ですね。だからそういうことはしないようにした方がいいでしょ。

山でのこういった事故だと、こちらの山岳遭難救助合同会社のページに詳しく掲載されています。こちらの山の安全講座のページは良く書かれています。

山の安全講座

山の安全講座

山岳遭難救助合同会社は、会員制の山岳遭難対策制度を行っている会社で、ざっくり言えば、山岳遭難に関する互助会のような制度を運営しています。
年会費を支払い会員となり、負担は年会費(¥2,000)と事後負担金となります。
事後負担金とは、同様に加入する加入者が遭難したときにかかった費用を頭割りしたような計算方法で、2008年~2014年の負担額は¥900~\600(年間)となっています。
このような負担で、加入者は最大330万円までの捜索・救助費用を援助してもらえる仕組みになっています。

捜索・救助費用には、以下が含まれます。

  • 日当
  • 交通費(ヘリコプター代含む)
  • 消耗品費
  • 宿泊費
  • 食費
  • 関係者現場駆けつけ費用
  • 遺体搬送費
  • 謝礼費用

病気による遭難や、二重遭難も対象となります。

こんな制度もあるのですが、一般的にはこれらの費用は大体ですけれども、1時間あたり、パトロール隊員1人2万円、雪上車1台5万円、ヘリコプター1時間100万円といった具合です。

こういった金額は、よく見ると(全てではないけど)スキー場とかにちゃんと書いてあるところもあります。基本的には楽しむところですけれど、警告しておくという意味が強いのでしょう。

結構ね、費用的な負担も大変なものになるのですよ・・ってお金のことだけじゃなくて、助けに行く人はもっと大変なんです。

ルールは守る、無理はしない、誰かに必ず知らせておく、など上記では事故後の事を先に述べましたが、事故を起こさない工夫というか、基本を学んでおいて欲しいなぁと思います。自己責任で山に登るのですからね。

近くの林道などでも、立ち入り禁止とかになっていたら、入って良い事は少しもないのだから立ち入り禁止になっていると理解してくださいね。

 

 


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