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この記事は 2018年10月28日 に以下のカテゴリに投稿されました 登山.

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登山アプリNo.1の YAMAP が、山岳遭難の防止に役立つ新機能を拡充

あってほしくはないけれど、もしものときには役に立つ機能が、YAMAP に追加されました。

山岳遭難してしまったときに、どのように対処をすればよいかということが分かる機能です。

登山アプリNo.1のYAMAPが、山岳遭難の防止に役立つ新機能を拡充
~オフラインでも ”緊急時の正しい対処法” がわかるフローチャート~
ヤマップ

登山アウトドア向けアプリ・Webサービス「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップ(福岡市、代表取締役 春山慶彦、以下ヤマップ)は、山岳遭難事故が多発している現状を受けて、遭難防止を目的としたアプリ内機能を新規拡充いたしました。

登山アプリNo.1のYAMAPが、山岳遭難の防止に役立つ新機能を拡充

登山アプリNo.1のYAMAPが、山岳遭難の防止に役立つ新機能を拡充

▲山岳遭難の発生件数と遭難者数が過去最多を記録
警視庁の調査によると、昨年1年間に全国で起きた山岳遭難は2,583件(前年対比 +88件)、遭難者が3,111人(前年対比 +182人)で、統計の残る昭和36年以降で最多を記録したことが報告されています。
また、同調べでは今年の夏期(7~8月の2ヶ月間)においても発生件数721件(前年対比 +110件)、遭難者793人(前年対比 +88人)との報告もあります。

参考1)平成29年における山岳遭難の概況
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/H30yama_nenpou.pdf
参考2)平成30年夏期における山岳遭難の概況
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/2018kaki_sanngaku.pdf

このように山岳遭難事故が増加の一途を辿っている現状を受けて、登山アウトドア向けアプリ・Webサービス「YAMAP」を運営するヤマップでは、遭難防止を目的とした新機能として、オフラインでも ”緊急時の正しい対処法” がわかるフローチャートをアプリ内に拡充いたしました。

新機能の詳細は以下の通りです。

▲「もしも」の時にとるべき正しい行動が、オフライン環境でも瞬時にわかる
「YAMAP」は電波の届かない山の中でもスマホのGPSで自分の位置を確認することができ、登山の記録も残すことができる登山アプリです。全国の有名な山はもちろん、地方の里山など地図もカバーしており、そのすべてを無料で利用することができます。現在、国内で最も利用者数が多い登山アプリ(株式会社フラー調べ)となっています。
今回の取り組みでは、山中での道迷い、転倒・滑落による負傷といった登山中の予期せぬ事態に対し、登山者がパニックに陥らず正しく判断・行動できることを目的とした、オフライン環境でも確認可能な「緊急時のフローチャート」機能を新設することで、「安心・安全の登山」への貢献をいたします。

登山中のYAMAPアプリ画面。画面左下の「設定」>「もしも遭難してしまったら」の項目をタップ

登山中のYAMAPアプリ画面。画面左下の「設定」>「もしも遭難してしまったら」の項目をタップ

道迷いや負傷等の緊急時、オフラインでも確認できるフローチャート。画面右上の「110番通報」からは救助要請の発信が可能

道迷いや負傷等の緊急時、オフラインでも確認できるフローチャート。画面右上の「110番通報」からは救助要請の発信が可能

フローチャートは「道に迷ったときの対処の流れ」と「事故発生時の対処の流れ」の二種類を用意しています。

なお、本機能はiOS / Androidとも対応しており、それぞれ下記の日程で段階リリースを開始いたしました。

・Android 2018年10月15日
・iOS 2018年10月22日

▲監修・協力に、長野県山岳遭難防止アドバイザーの羽根田治氏
アプリへの新機能拡充を進めるにあたり、山岳遭難ルポの第一人者として活躍される傍ら、2013年からは長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務める羽根田治氏に監修・協力をお願いいたしました。その道のプロにご協力いただくことで、安心安全に登山を楽しむための正しい情報を、わかりやすくコンパクトにまとめた内容に仕上がっています。

[監修者 略歴]
羽根田 治(はねだ・おさむ)
1961年、埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。フリーライター。山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている。また、ロープワークに関する著書・監修本も多い。現在は埼玉と沖縄を行き来する生活を送る。主な著書に『ドキュメント道迷い遭難』『ドキュメント単独行遭難』『ドキュメント生還 山岳遭難からの脱出』『空飛ぶ山岳救助隊』『山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か』『山でバテないテクニック』『ロープワーク・ハンドブック』『新装版 野外毒本』『トムラウシ山の遭難はなぜ起きたのか』(共著)『生死を分ける、山の遭難回避術』『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』などがある。
登山は小学生の頃から始め、高校時代は冬休みや夏休みを利用して八ヶ岳の赤岳鉱泉で居候生活を送りながら登山技術を学ぶ。その後は山岳部や山岳会などに属さず、独学で重そうやピークハント、ハイキング、テレマークスキーなどを続ける。2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務める。

▲自社メディアで山岳遭難防止のための記事コンテンツも配信
2018年10月23日からは自社メディア「YAMAP mag.」にて、山岳遭難を防止するための記事コンテンツを掲載しております。アプリのフローチャート同様、羽根田氏監修のもと、登山者が最低限知っておくべき「山の常識」をコンパクトにまとめました。

「山の常識 これだけは!」と題した記事コンテンツの配信をスタート

「山の常識 これだけは!」と題した記事コンテンツの配信をスタート

「山の常識 これだけは!」と題した記事コンテンツの配信をスタート

「山の常識 これだけは!」と題した記事コンテンツの配信をスタート

[記事コンテンツ概要]
サイト名:YAMAP mag. | YAMAPの登山情報マガジン
URL:https://mag.yamap.com/

●第1回 入山前に確認すべき6つのポイント
●第2回 行動中に気をつけるべき5つのポイント
●第3回 もしも遭難してしまったら?

今後ともヤマップは、安心・安全の登山を実現するサービス・プロダクトを開発してまいります。

【YAMAPについて】
電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、”安心安全”の登山アプリ。山の軌跡や写真が活動記録として日々投稿されているので、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流することもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームです。

【株式会社ヤマップについて】
代表者名:代表取締役 春山慶彦
本社所在地:福岡市博多区綱場町2-2 福岡第一ビル 6F
資本金(資本準備金を含む):13億7324万円
事業概要:
1.  登山アウトドア向け Webサービス・スマートフォンアプリ「YAMAP」
2.  登山アウトドア イベントアプリ「YAMAP Events」開発・運営
3.  自然愛好者向けオウンドメディア「.HYAKKEI」運営
4.  山岳保険「YAMAP アウトドア保険」販売会社
URL:https://corporate.yamap.co.jp/

以上

もしものときには、まずは落ち着いて。

無理だと思ったら、無理なのだから無理しない。

もしものときには、こういったアプリを見る余裕があれば良いけれど、頭の片隅にとどめておけば、役に立つかも。

スマートフォンは、必ず持っているだろうから、他の装備と組み合わせて、最善な対応を考え、実行するのが良いのでしょうね。

参考資料として提示されている PDF ファイルを見ると、夏の間だけで、相当な数の遭難が起きています。

少しでも減らすことができると良いですね。


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