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この記事は 2019年07月05日 に以下のカテゴリに投稿されました 防災・災害.

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これからの季節に備えて読んでおきたい『ドキュメント豪雨災害』刊行

鹿児島など、九州地方は、大変な豪雨のようですね。

心よりお見舞い申し上げます。

今朝は、関東地方も、かなり強い雨が降りました。

時間的に、通勤・通学などで、難儀した方も、多かったのかなぁと思います。

幸いにして、今の所は、災害などに関係することはなさそうですが、注意が必要ですね。

そんな書籍が出ています。

これからの季節に備えて読んでおきたい『ドキュメント豪雨災害』刊行
株式会社インプレスホールディングス

インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手掛ける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川崎深雪)は、谷山宏典著『ドキュメント豪雨災害 西日本豪雨の被災地を訪ねて』を刊行しました。

ドキュメント豪雨災害

ドキュメント豪雨災害

●人はなぜ逃げ遅れるのか
全国で一日に200ミリ以上の激しい雨が降る日数は、この40年間で1.5倍に増えています。同時に、これまでの観測記録を大幅に上回る豪雨による災害や被害も増えつつあります。なかでも、昨年7月に発生した西日本豪雨では、死者・行方不明者245人、全半壊した住宅は2万棟に迫り、床上浸水は7173棟、床下浸水は2万棟以上という水害としては近年で最大規模の被害が発生しました。

堤防の決壊や土砂災害なども発生するなか、助かった命と、失われた命を明瞭に分けたのは、避難勧告・指示が出された後の行動にあったと言われています。たとえば広島県では、最大で236万人に避難勧告・指示が出されましたが、避難所への避難が確認されたのはわずか1.7万人(0.8%)に留まりました。

それでは、人はなぜ逃げ遅れてしまうのでしょうか? そして、どうすれば命が助かったのか。その答えを探り、現地取材を重ね、専門家の意見とともにまとめたのが本書です。

ドキュメント豪雨災害

ドキュメント豪雨災害

●本書で伝えていること
・避難訓練は役に立つのか?
・正常性バイアスや同調性バイアスといった人間の行動心理
・インフラへの過信
・情報だけでは人は動かない
・自主防災組織は有効か

などの切り口で鋭く豪雨災害とその避難の実態に迫ります。また、明暗を分けた行動や準備、被災後の活動についても紙面で再現しました。

・110世帯全てが避難し、ひとりの犠牲者も出さなかった岡山県総社市下原地区。
・I Tを駆使して、雨量計から独自に警報メールを出すシステムを開発した広島市安佐北区の団地の事例。
・LINEグループから被災後の助け合いコミュニティを立ち上げ、そこから避難住民のための炊き出しなどの活動をスタートした岡山県倉敷市真備町川辺地区の事例。
・災害後の住民の心のケアと情報集積地としての役割を担う広島市安佐南区の地域交流拠点の事例。

家族の安全と責任ある行動について関心がある人はもちろん、学校や会社・団体などの組織に関わる人、防災関連の行政関係者、自治体や団地やビルなどの防災に関心が高いすべての人に必読の書となっています。

ドキュメント豪雨災害

ドキュメント豪雨災害

●避難行動の4つの指針
人は自分の身に危険が迫っていても、その危険を実感できずに逃げ遅れてしまうことが専門家から指摘されています。それではどうすれば、適切な避難ができるでしょうか。本書では次の4つの指針を掲げています。
1.       自分が暮らす地域の過去の災害歴や地理的な特徴を知る
2.       避難行動を起こす自分なりのルール、避難方法をあらかじめ決めておく
3.       大雨や台風の時には、自分から情報を取りに行く
4.       あらかじめ決めたルール・方法に基づき避難行動を起こす

なぜこれらの指針が有効か、そしてそれを徹底するために必要な準備などについて本書に詳しく書かれています。ぜひご高覧いただき、書評掲載・または著者インタビュー等をご検討いただければ幸いです。

●    目次
序 章 生活の消えた町……… 13
第1章 西日本豪雨の被災地を訪ねて……… 25
西日本豪雨 概要……… 26
事例1 岡山県倉敷市真備町有井地区……… 36
事例2 岡山県倉敷市真備町川辺地区……… 53
事例3 岡山県総社市下原地区……… 68
事例4 広島県広島市安芸区矢野東 梅河団地……… 80
第2章 人はなぜ逃げ遅れるのか……… 99
第3章 生き延びるためにすべきこと……… 127
第4章 ポスト災害 〜町と人の再生に向けて〜……… 167
終  章   人とのつながりを土台に ……… 219

●    著者
谷山宏典(たにやま・ひろのり)
1979年愛知県生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒業。大学在学中に体育会山岳部に所属し、卒業後の2001年には明大隊の一員としてガッシャー ブルムⅠ峰(8068m)と同Ⅱ峰(8035m)に登頂。その後、編集プロダクション勤務を経て、09年フリーのライターに。雑誌やウェブサイトでの記事執筆、単行本のブックライティングなど、幅広く活動する。著書に 『登頂八〇〇〇メートル』『山登りABC 難所の歩き方』『鷹と生きる 鷹使い・松原英俊の半生』(いずれも山と溪谷社)がある。

ドキュメント豪雨災害

ドキュメント豪雨災害

●    書籍情報
書名:ドキュメント豪雨災害 西日本豪雨の被災地を訪ねて
著者名:谷山宏典
定価:1600円+税
頁数:232ページ
ISBN: 9784635140270
発売日:2019年7月5日
発行所:山と溪谷社
http://www.yamakei.co.jp/products/2818140270.html
https://www.amazon.co.jp/dp/463514027X/
https://books.rakuten.co.jp/rb/15895072/

【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「旅・鉄道」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:岡山泰史
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900  E-mail: info@yamakei.co.jp
http://www.yamakei.co.jp/

以上

豪雨による災害って、最近多いように思います。

予想を超える雨とか、稀に見る雨とか、記録的豪雨とか・・

最近、災害の警戒レベルが変わって、少しわかりやすくなったけれど、これ、今、このときにどの段階なのかって、何で知ればよいの?

やっぱりテレビのニュース?

ってところが不足しているように思うけど?


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