コールマンが、今までになかった大光量の LED ランタン、ミレニア™ LED キャンプサイトランタンを2月中旬から販売開始します。
1,000 ルーメンという明るさ。
確かに明るいのですが、このルーメンという単位について、まずは簡単に解説しておきましょう。
1ルーメンとは、ロウソク1本の明るさと言われていますが、そう言われてもぴんと来ませんよね。
昔は(今もだけど)W(ワット)という単位も使われていました。
蛍光灯や電球(もう日本で作られていない模様)では、今でもこのワットという単位が使われていて、100W とか 60W とかトイレ等だと 30W だとか、大体見当は付くと思います。
照明に LED が使われるようになって、省電力で従来の明るさが実現出来るようになったので、このワットという単位では、表す事が出来なくなってしまったために(簡単にいうと)使われるようになってきたのがルーメンという値なのですね。
実は昔からこの単位も存在していましたが、最近時に使われるようになってきました。
ルーメンは lm という表記で使われます。
大体ですが、今までの電球だと、下記のように単位が違うので少し乱暴ですが、換算できます。(大体ですよ)
100W -> 約1520ルーメン以上
60W -> 約810ルーメン以上
40W -> 約485ルーメン以上
30W -> 約325ルーメン以上
20W -> 約170ルーメン以上
こんな感じです。シーリングライトを選ぶときには、適応する部屋の広さ(何畳までとか)を素直に信じて選ぶと良いです。
今回コールマンが新製品として、販売開始するミレニア™ LED キャンプサイトランタンは 1,000 ルーメンとの事ですから、上記のから換算すると、大体の明るさがわかると思います。
以下、製品のご案内です。
「ミレニアLEDキャンプサイトランタン」は、キャンプサイト全体を照らす大光量のLEDランタンです。火気燃料を使用しないためどこでも手軽に利用でき、初めてキャンプをする方でも安全・安心してキャンプの夜を楽しむことが出来る製品です。特に小さなお子様を持つファミリーキャンプにオススメしたい製品です。
コールマンがこれまで発売してきたLEDランタンは、約400ルーメン程度までの明るさでしたが、「ミレニアLEDキャンプサイトランタン」の明るさは1,000ルーメン(1メートル先に1,000本のローソクが置かれているのと同じ明るさ)と、極めて明るいのが特長です。効率よく光を作り出し、ギラつく光を軽減、広範囲の角度まで光を拡散します。また付属のリフレクターを取り付けると、後方に照射された光が前方へ反射し、明るさが約50%アップします。
特徴的なのは、大きなリフレクター板(反射板のこと)が付いていて、明るくしたい方向に向けると、光をそちらに向ける事が出来る点。これはキャンプサイトといえども、明るすぎる光を嫌う他のお客様もいるので、明るくするだけではなくて重要な事かと思います。
また、面白いのは、自然な白色光を得るために、黄色いキャップの下に青色の LED が有り、白色光としている所。これは、リモートフォスファーテクノロジーと呼ばれ、ぎらつく光を抑えてかつ白色光と作る効率を 20% もアップする事が出来る技術だそうです。
光の三原色は、赤、青、緑ですよね。
赤と緑が混ざると黄色になり、緑と青が混ざると水色になります。また、青と赤が混ざると赤紫色になります。三原色全てが混ざると全ての色を反射するので白になります。
上記から、青と黄色が混ざると光の三原色全てが混ざる事になるので、白く見えるわけですね。
ここまでは普通知っている事だと思うのですが、これで効率が 20% もアップするとは知りませんでした。
コールマンが今まで販売してきた LED ランタンは、約 400 ルーメンほどの明るさでしたから、すごく明るいランタンであると思います。
使用する電池は、単一アルカリ電池が6本。明るさは、3段階に調節できて、一番明るい状態で14時間持続出来るそうです。
これ、もう忘れちゃいそうだけど、災害時の計画停電とかの時にも重宝する道具だと思います。が、電池だけは確保しておかないといけません。
販売開始は2月中旬から、参考価格は 10,200円(税抜き)だそうです。
ガソリンランタンが燃焼するときの音が、だんだん聞こえなくなるのは少し寂しいかな。