さて、今回からむすびの紹介に入ります。
まずは、ロープの端にコブをつくる(1)です。
まずは、
とめむすび
これは誰でも知っていると思います。簡単ですね。
非常に単純なむすびですけれど、時にはすごく役に立つときがあります。
ロープってそのままだとまっすぐだから、例えば2階ぐらいの高さかロープで下に下りるとしたら、どうしますか?
そう!ロープを結びつけて下に垂らして、ロープを伝って降りますね。
はい。正解なのですが、もう少し高いとそれで降りる事が出来るでしょうか?
手が滑るし、うまくすべらせて降りると、さてどうなるか?
摩擦で手をヤケドしてしまう場合があります。
そんな時、こんなむすびをロープの中程につくっておけば、そこを掴んで順番に降りる事が出来るでしょう。
でも、ロープの途中にいくつもとめむすびをつくるのは面倒です。
応用例として、紹介しますが、このとめむすびを速く連続してつくる方法は、
このようにして、最後に矢印方向に一つ一つのとめむすびを抜いていくと、輪の個数だけ輪の間隔でとめむすびを素早く作る事が出来ますよ。
ちなみに後からの説明になりますが 8の字むすび(エイトノット)も同じような方法で作る事が出来ます。輪をつくるときにひねる回数を増やすだけで OK ですね。
是非やってみてください。
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