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この記事は 2015年06月15日 に以下のカテゴリに投稿されました キャンプ用品.

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アウトドアで使うバーナー(ストーブ)の選び方

アウトドアで使う、バーナー(ストーブ)の選び方について、書いてみたいと思います。
いろいろな呼び方があって、バーナー、ストーブ、コンロなどと呼びますね。

そのバーナー(ストーブ)といってもいろいろと種類があります。

まずは、分類しないと話が前に進みませんが、その分類方法も、いろいろあると思います。

  • 火口の数による分類シングルバーナー、ツインバーナー、3口バーナー、くらいかと思いますが、簡単に言えば、ご家庭にもあると思う IH によるコンロやガスコンロでも、多ければ火口が3個とか4個とか装備されている物があると思いますが、アウトドア用品としては、多くても3口の火口、2個か1個の火口の物が一般的です。
  • 使用する燃料による分類
    火を付けますから、燃焼するには、燃料が必要です。
    ガスは普通は OD 缶と呼ばれるものか、CB 缶と呼ばれる物(後術します)、ガソリンであればホワイトガソリンを使う物、非常時のみ赤ガス(普通の無鉛ガソリン)を使う事の出来る物もありますね。後は、アルコールや灯油を燃料に使う物もあります。
  • 用途(ファミリーキャンプ、トレッキング、登山など)
    用途については、上記の火口の数などにも影響し、ファミリーキャンプでは2口とかの火口を持った物、トレッキングでは携帯性が重要なので、シングルバーナー(1口の物)を使う事が多いと思います。燃料も携帯性に優れた物を選ぶ必要があると思います。

分類の方法としては、こんな感じでしょうか?

ガソリンを燃料としたツーバーナー

ガス OD 缶を使用するツーバーナー

ガス CB 缶を使用するツーバーナー

ガソリンを燃料とするシングルバーナー

ガス OD 缶を使用するシングルバーナー

ガス CB 缶を使用するシングルバーナー

火口の数による選び方は、ファミリーキャンプや大人数の BBQ 等では火口の数が必要となるので、2口の火口を持つ、ツーバーナーのコンロが活躍します。
簡単な話ですが、ご家庭で料理を行うのと同じように、片側の火口で煮物を行い、もう一方の火口で、フライパンで炒め物とかを行う事が出来るので、効率的でもあります。

シングルバーナーの製品は、ファミリーキャンプや大人数でのキャンプで使うのであれば、ツーバーナーを補助する役目として使ったりする事が出来ますが、普通シングルバーナーは、ツーバナーの火口よりも火力が弱い場合が多く、火口の面積が小さく、大きなお鍋やフライパンを使う事が出来ない場合がありますから、注意が必要です。
この事が理由で、シングルバーナーの機材を2台そろえてツーバーナーという使い方が出来る製品と、このような使い方には適さないシングルバーナーもあるので、注意が必要です。

別の説明の仕方をすると、シングルバーナー機器の多くは、コッヘル程度のお鍋に熱を加える目的で作られている物が多いので、もしもシングルバーナーを2つで・・と考える場合は、その事を頭に入れて製品を選ぶ必要があるように思います。

使用する燃料による選び方は、簡単に言うと、他の機器と共通で使える燃料を使うようにすると、準備の段階でも、出かける段階でも、一つの燃料を用意すれば済むので、手間が減りますし、忘れ物も減らす事が出来るでしょう。他の機器とは、ランタンなどの機器の事をさします。

また、その燃料により、取り扱い方法が異なり、ガソリン燃料等ですと、引火性の問題が常についてまわるので、専用の容器を用意するなどの配慮が必要となります。

一方ガスは、専用容器に既に封入されていますし、扱いはガソリンに比べ楽ではありますが、特に夏など、高温下にさらされる自動車車内に長時間保管するなどは避けた方が良く、引火性のある物ですから、その扱いには、ガソリン燃料と同じように注意が必要である事は変わりません。

燃焼の能力は、ガソリンでもガスでも、通常の温度下で使用する場合はほぼ変わりませんが、冬の低温下では、最初は快調に燃焼していたガス機器も、時間が経つにつれ、火力が低下してくるといった現象がみられる事があります。
これは、ガスは缶に入った状態では液体となっているわけですが、そのガスが気化してガスとなる訳で、そのときに気化熱という物が発生し、ガス缶の温度が下がり、ガスが気化する事が出来ない状態となってしまうためです。

このときにガス缶を両手で包み込み、手のひらの温度をガス缶に与え、少し温度が上がってくると、火力が増しますが、だからといってガス缶に熱を加えるというのは、非常に危険ですので厳禁です。

市販されているこれらを使うバーナー機器には、適切な温度を加える構造となっている物がありますが、これらを使用し、低温時の火力低下を避けます。(各社により呼び方が異なりますが、この機能はブースターとか呼ばれる事があります)

また、一部のメーカーの製品は、あえて液体のままガスを噴出させ、機器により余熱を行いガス化するというメカニズムを持った製品が存在するので、もしも冬場の低温下でガス機器を使う事が多いのであれば、これらの機器を選択した方がよろしいように思います。

また、ガス缶にも、前出した、OD 缶と CB 缶の2種類のガス缶が存在しますが、OD 缶は OutDoor 缶の略で、CB 缶は Cassette Bombe の略です。

OD 缶の例

CB 缶の例

OD 缶はメーカによっても違いますが、長い缶 470g と 250g / 110g (約)の3種類が、CB 缶も長短の2種類(短い物はなかなかみない)があります。

OD 缶は、アウトドア専用のボンベの形です。CB缶は、家庭でも使われる、カセットガス機器に使われる物と同様ですが、どちらもメーカーが指定したガスを使用する事を前提に作られています。

注意が必要なのは、別のガスを使用すると、メーカーが公開している性能や、安全性を保つ事が出来ない場合があり、国内で販売されているこれらのガス機器は、メーカー指定のガスボンベを使用していない場合は、事故等が発生した場合に保障を受ける事が出来ない場合があるので、注意が必要です。

これらのガスボンベ製品の一部には、冬の火力低下を避けるためにガスの種類の配合を変え、火力低下を避ける事の出来る(ある程度)ガスボンベも販売されています。

低温下での使用を考えた製品

その燃焼する音や点火までの手順が良くて、ガソリンを燃料とした機器を好まれる方も多いのですが、ガソリンの発火性や、それを運搬する方法、ファミリーキャンプでは女性もこれらの機器を扱う事が多いので、その点火の手順に難があり、加えて専用のホワイトガソリンの価格が、すごく値上がりしたので、最近はガスを燃料とする器具の使用率の方が高くなってきています。

アルコールを使う機器は、その構造が非常に簡単で、コンパクトになりますから、登山用のギアで使われている事がありますし、ペプシ缶アルコールストーブなど、自分でバーナーを作る事も出来ます。作ってみた事もありますけれども簡単にできますし、良く燃えます。(こちらを参考にどうぞ)
ただし、大きなお鍋に熱を加えるなどは出来ないので、トレッキングや登山などの用途に限定され使われる事が多く、あまり、ファミリーキャンプなどでは使われません。

用途によって選ぶ場合は、登山やトレッキングにツインバーナーを持って行く人は、携帯性に難がありますから、これはないと思います。選択は、自然とシングルバーナーとなると思いますが、シングルバーナーにも、火力の強弱や、その軽量性など、特色を持った製品が沢山ありますから、選ぶのに迷ってしまいます。

ファミリーキャンプであれば、ツインバーナーが一つあると、すごく助かると思いますが、別に無くても、焚き火や炭火などと上手に併用すれば、無くても大丈夫と思いますが、シングルバーナーひとつぐらいは有った方が良いと思います。

これらは、先の燃料に関する事なども併せて製品を選択するのが上手な燃焼機器の選び方だと思います。

これらの燃焼機器を使う上でのコツという物がやはりあるのですよ。

それは、風を防ぐ事。

その機器の火力という物はもちろんあるのですが、野外で使う事が前提としている機器であっても、野外で吹いている風に対しての対処がほとんどの製品そのままでは十分ではなく、せっかく点火して、お湯でも沸かそうとしても、そのままだといつまで経ってもお湯が沸かないなんてトラブルが起こる事もあります。

これは横風によって、熱がどんどんい逃げてしまっていると言う事なので、ほんの少しの工夫や、それを避けるための器具が販売されていますので、併用すると良いと思います。

至って単純で、簡単な製品ではありますが、たたんでコンパクトになる、風よけ用の器具です。

これは場面によっては効果が高い器具ですので、お勧めです。(自分で作っても良いかも)

燃焼器具一つにしても、その選び方など、結構深いものがあるので、利用方法に合った物を選ぶ事が必要です。

くれぐれも注意して欲しいのは、これらの機器は、野外での使用を前提に作られているので、必ず屋外で使用してくださいね。

屋内(お部屋の中)で使用すると、思わぬ事故が発生する事もありますので、ご注意ください。大々的には報道されませんが、テント内での利用でもこのような事が起こる事が毎年のようにありますから、必ずメーカーの指定の使用条件を守って使うようにしてください。


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