ロープを他の物に結びつけるの2回目です。
今回は「ねじむすび」とそれを応用した、「丸太むすび」の紹介です。
よく見るとわかりますが、ひとむすびの端をバイト(屈曲)の方へ巻き付けたむすびで、非常に簡単ではありますが、引かれる側(画像では左のロープの側)に力がかかっている限り、緩む事の無いむすびです。
英語名は、立木(Timber)にロープを張るときに使われるので、Timber Hitch (ティンバー・ヒッチ)と呼ばれます。
そのため日本名も、時には、「立木むすび」と呼ばれたり、「ねじりむすび」と呼ばれるときもあります。(どちらも同じです)
こちらは、「丸太むすび」といって、立木に「ねじむすび」をするのではなく、ロープの元に「ねじむすび」で結びつけ、輪とし、呼び名通り、丸太をつり上げたり、雪上で運んだりする際に使われるむすびです。
どちらも簡単ですね。
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