ロープワーク – ロープを他の物に結びつけるの3回目、今回は、「まきむすび」と「ふたえまきむすび」を紹介します。
小さい瓶などを吊ったりするのに便利なむすびですね。
別名をインキむすびと呼んだりもします。ちなみに英語名は、Clove Hitch と呼びます。
ロープの両側から力がかかっている時には、緩む事はありませんが、片側からだけ力がかかると緩んでしまう場合がありますから、そのようなときには、端にもう1つひとむすび等を作って、緩まないようにします。
まきむすびだと、表面がつるつるしている木などの時に、滑ってしまう事がありますが、そのようなときには、下記に示す「ふたえまきむすび」を使います。
「まきむすび」を強化したむすびです。
むすんでみるとわかりますが、2回目の巻きを最初の巻きに重ね合わせる事で、むすびの力を強めています。
立木に思い物を、つるすときなどに使うと良いでしょう。
ふたまきむすびの英語名は、Rolling Hitch とか、Magnus Hitch と呼ばれます。
今回は、ロープを他の物に結びつける (3)「まきむすび」と「ふたえまきむすび」を紹介しました。
前の記事、ロープを他の物に結びつける (2)「ねじむすび」とその応用「丸太むすび」はこちらです。
次の記事、ロープを他の物に結びつける (4) テントの張り綱の調整にも使う「トートラインヒッチ」はこちらです。