学研から販売されている本ですね。
お子様向けの、夏休みの宿題ネタです。
こんな道具を使って、様々なミクロの世界を体験してみたらどうかなって思って。
本製品は地球最強の生物とよばれるクマムシを発見・観察できるキットなのです。
クマムシは、100℃のお湯につけても、絶対零度にしても、宇宙空間に放置しても死なない(乾眠状態時)、生物界最強のモンスターです。
大きさがわずか1mmほどのこの生物はじつは街中にもすんでおり、このキットでクマムシを採集し、約50~80倍のLEDライトつき顕微鏡で観察すれば、8本足でノコノコ歩く、愛らしいクマムシを発見することができます。
同梱の調査キットと顕微鏡は操作がシンプルで使いやすく、小学生の自由研究にもおすすめのキットです。クマムシのほかにも、微小生物のミジンコやボルボックスなど見つけて、おどろきのミクロ世界を楽しんでください。
オニクマムシ
実はこの装置で、クマムシを捕まえるのですが、自作した事があって、なかなかうまくできなかったのです。
この装置は、左の2つの筒をつなげてその上にロート状の形状の装置を置き、クマムシがいるコケなどを入れて、上から水をかけるのですね。
ベールマン装置という名称で、クマムシが装置の下の方に落ちてくるという寸法なのです。
顕微鏡の本体は、コンパクトなサイズで、アウトドアにも持ち運びができる携帯型顕微鏡となっています。
倍率は約50~80倍で、調節はピントが合わせやすいリング式を採用していて、すぐに観察できる標本も付いています。
顕微鏡というと、昔のものは、下の方に鏡が付いていて、光をとらえて明るくする必要がありましたが、LED ライトも内蔵しているので、そういう面倒な設定も必要ありませんよ。
顕微鏡の使い方、小さな生物の見つけ方、クマムシのひみつなどがのっている充実のブックとなっていますので、小学校高学年ぐらいであれば、この本を渡すだけで、その後は自分で全て(思いつき次第だけれど)出来ると思います。
本屋さんに既に並んでいますが、もちろんアマゾンでも購入出来ます。
参考になるといいんだけどな。