11月17~19日はしし座流星群が極大となります。
極大となる時刻は、日本では18日13時頃となるので、残念ながら昼間で流星群は見ることが出来ません。
しかし、月明かりが無いので、もしかしたらいくつかの流星は見ることが出来るかもしれませんよ。
狙い目は18日の夜明け前ぐらいですね。
夜明け前が無理ならば、当日は21時過ぎには月が沈むので、観測には適した状態となり、東の空を見ていると、観測できるかもしれません。
18日の3時頃の東の空には、下から金星、火星、木星と並んでいて、これらの星を従えて、しし座が上がってきます。
この場所が放射点となります。
月は先の通り21時過ぎにはいなくなるので、天気が良ければここまでは肉眼でも観察できるはずです。
小説『流星の絆』に描かれたことで一般にも有名になった流星群です。
残念ながらあまり条件は良いとは言えず、あまり観測できないかもしれません。
しかしながら、もしかしたら、1時間に 5~10個ぐらいの流星がみられるかも知れません。
1999~2002年の頃は、世界の各地で沢山の流星が観測出来たのですけれど、今年はあまり活発では無いとの予想もありますが、実際どうかはわかりません。
下記の動画は NHK が YouTube に投稿している 2001 年に観測された、しし座流星群の動画です。
この動画に有るように、大火球が見られる(かもしれない)のがしし座流星群の特徴でもあります。
こういった動画を見ると、頑張ってみてみようかなという気になってきますよね。
今年はこの後、12月15日頃にふたご座流星群が来ますが、こちらは条件も良いようですから、期待しましょう。