イーキャンパー  キャンプをもっと楽しもう!

インフォメーション

この記事は 2014年10月10日 に以下のカテゴリに投稿されました キャンプ.

この記事のタグ

, , , , ,


キャンプや BBQ であるあるトラブル 『火編』

キャンプや BBQ で助けっていわれた事のある、トラブルについてその内容と原因、対処方法をテーマ別にまとめてみたいと思います。

後から追記を行う必要も生じると思いますので、気がついたときにでもお読みになってください。

今回は 「火」 編 です。とりあえず最初は5個ぐらい。

Q1 いくら頑張っても炭に火が付かないんだけど・・もう周りは真っ暗。

A1 いわれてサイトまで出かけてみました。でっビックリ。こりゃあ相当お高いだろうなと思われる最高級備長炭にマッチや百円ライター、雑誌を破いた紙で炭火を上げようとしてました。これじゃ絶対につきません。そんなに高級ではない備長炭でもこれでは無理。
火起こしか、着火剤、多分この場合はその両方と少しでいいけど薪か安い炭があると早く着くかな、なので、用意して作業開始。無事点火。
炭って安すぎても品質が悪くて、すぐ燃え尽きてしまう(火持ちが悪い)ので良くないのですが、目安としては3キロで千円以下の物は避けた方がよいかもしれません。また、BBQ などでは最高級備長炭みたいに火を上げるのが結構大変な炭で無くても大丈夫なので、特に最初のウチは避けた方が良いと思いますよ。お勧めはナラ炭とかが火持ちも良くて比較的かんたんに火を上げる事が出来ます。

Q2 着火剤ってどうやって使うの?途中で足しても大丈夫?

A2 いろいろなタイプの着火剤がありますけれど、マヨネーズのチューブみたいな容器のタイプの物は特にですが、途中で足してはいけません。ちょっと考えればわかりますが、もしも火のあるところに点火剤を入れたら、すぐに燃えますよね。チューブを持ってる手の方にまで燃えてくる事もあるし、周りに飛べばそこにも燃え広がるので、とってもキケンです。結構この手の事故は多くて毎年ニュースとして耳に入りますので、絶対に途中で足したりしてはいけません。
着火剤の使い方としては、炭などに火を付けたいのであれば、付けたいところの下側にあらかじめ点火剤を塗るなり置くなりした後、ライターやマッチなどで点火するようにします。その後は様子を見ながら火バサミで場所を変えたり必要であれば良く燃える部材を足したりして火を上げます。
もしも火を上げる自信がなければ、迷わず上記のチャコスタなど専用の道具を使いましょう。
こんな道具があれば、火起こしはか~んたんになりますよ。安全だしたためてコンパクトになるのでお勧めです。着火剤はこちらの着火剤が最強です。

Q3 灰の処分はどうすればよいですか?

A3 昔は穴を掘って埋めるなんて事をやりましたけど、大概のキャンプ場では今はそんな事してはいけません。まずはチェックインしたときにキャンプ場の方が説明をしてくれると思うのですが、灰捨て場が必ず用意されていると思いますので、指示に従い廃棄します。基本的に熱をまだ持っていたり、火が付いている状態の場合は消火してから廃棄する方がよいですが、時間の関係等で出来ない場合についても処理方法が決まっているので、キャンプ場の方に方法を聞いて処理を行うと良いと思います。相手は火ですから、万が一の事故などに備え、自己流で処理するのではなく、指示に従い正しく処理を行うようにしてください。
また、炭火は道具を使って消火し、適切に保管を行えば消し炭として再度使う事も出来ます。消し炭を作るには、昔から有る火消し壺とかダッチオーブンの中に入れれば消し炭を作る事が出来ますが、ダッチオーブンの場合は、お鍋自体が高温になりますので、扱いには注意してください。火消し壺の用途も備えた BBQ コンロというのも製品として存在します。

Q4 コールマンのガソリンバーナーが点火しないんですけど・・

A4 点火しないのは、いろいろな原因が考えられますが、3度ほど有ったのが、ポンピングしないで点火しようとしていた。です。初めてで取扱説明書を読まないとこうなります。説明書は本体に書かれている場合もあるので、必ず一度は目を通してから、道具を使うようにしましょうね。ランタンもそうですが、ガソリンの量も入れすぎてしまうとポンピングによる圧縮できる空気が無い状態になっていますので、口まで満タン状態というのは、キケンも絡むので絶対に止めましょう。適量は説明書等に記載されているはずですから、それを守ります。コールマンのガソリン燃料系のバーナー / ランタンで点火しない場合の原因は後2つほど有り、ポンプ部分のパッキンの劣化 / ジェネレーターのつまりの2点で、パッキンの劣化は応急措置でリュブリカントというオイルやそれに変わる物(無ければ一時的にはサラダオイルなど)を注すとなおる事もありますが、その後は必ずパッキンそのものを交換した方が良いです。

ジェネレーターのつまりは、分解して圧搾空気でゴミを飛ばして様子を見るか、ジェネレーター自体を交換します。完全に詰まる事は少なく、燃焼時の火の色が異なったり、全体的に不調となりますから、それが予兆です。予兆が感じられたら、点検後必要措置をあらかじめ行っておくとと良いです。コールマンの話では、専用ガソリン「エコクリーン」を使っている限り、詰まる事は皆無といっています。もちろん機材に燃料を入れる際に、フィルターでゴミを濾過するのは道具を長持ちさせる秘訣です。

Q5 ヤケドしちゃったどうしよう?

A5 まずはこういった事故が起きないように十分注意します。特に子供の動きには、気をつけます。せっかくの楽しいキャンプもだいなしですものね。
処置は決まっています。とにかく冷やす事です。水場で流水で冷やす事が出来なければ、クーラーボックスの氷などを使ってすぐに冷やします。つらいけれども震えて凍えるほど必要十分に冷やします。程度にもよりますが、冷やし始めた後、救急車などを手配するなどを行った方がよいです。もしも衣類の上から熱湯や火をかぶったのなら、これも程度によりますが、衣類が皮膚にくっついてしまっている事もありますので、絶対に剥がさずに衣類の上からそのまま冷やすようにします。ヤケドの程度は3段階に分類されていて、1度 / 2度 / 3度となりますが、1度は比較的軽傷で、患部が赤くなりひりひりする程度、2度は痛みが強くしばらくすると水疱が出来ます。3度は重傷で、皮膚が焼け焦げ黒くなり傷も深い状態です。どの程度でも最初は衣類はそのままで、冷やす事が大事です。3度と思われる場合は冷やしながら即、外科医の治療が受けられるように、手配を行います。また、患部の広さにも気をつけた方がよいです。大人で全体の20%程度、子供で10%程度にヤケドの面積がみられるようなら、程度にかかわらず、治療を受けるようにします。
こんな事が起こらないように、火を囲ってしまうような道具を使うのも事故を避けるのには効果的です。

ユニフレーム IRORI

ユニフレーム IRORI

また今度続きを書きますね。お楽しみに。


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ