ははは。
知らなかったんだけどね。
天文学的な、ちゃんとした定義はないんだって。
11月14日の夜に見ることができるというスーパームーンの事です。
次は20年後とか、70年ぶりとか書いているページが沢山見受けられるけど、定義がはっきりしていないんとしるとあれって思うかも。
実は記事を書こうかなぁと、調べ始めてたどり着いたのがやっぱり国立天文台のサイト。
ここは天文だったらご本家(日本でね)と思うので、当然なのだけれど、意外や意外、FAQ(質問)のページに「スーパームーン」ってなに?というページがあって、開いてみると・・
コピペ一発で張り付けるのが一番早いとは思うけれど、どうやらまずいらしいので、概要を(理解した範囲でね)下記に書いてみます。
これ、月を見ていてそれが大きいとか小さいという話というのは、地球と月の距離が変わるからなのですね。
地球と月の大体の距離は、38,000キロとか言われているけれど、これ真円を描いて地球の周りをまわっているわけではないので、その時によって距離は異なるということになる。
どれぐらい違うかというと、一番遠い時は 406,000 キロぐらいで、一番近い時は、357,000 キロ程度なのだそうだ。
こんな軌道で月は地球の周りを回っているのだけれど、スーパームーンと呼ばれる事象にはもう1つの事柄が関係してくるよね。
これは、月の見え方が、満月であること。
ご承知の通り、大体だけど、30日を周期としてお月様の見え方が変わるわけだ。
満月には、ちゃんと定義があって、、「月と太陽の視黄経の差が180度になった瞬間の月」ということになっているから、こちらは問題なし。
普通には月と地球の距離が近くて、満月が重なったときがスーパームーンと呼ばれているが、これは天文学では定義されていないって事。
では地球と月の距離によって満月の時にどのように見え方が変わってくるのか?(出典:国立天文台)
左は、2016年の11月14日に見えるであろう月の大きさ、右は2016年4月22日の月の大きさ。
確かに大きいことは大きいんだけど・・
これが天上(空の上の方という意味)にあったら、2つ並んでいればわかるだろうけれど、そういうことはあり得ないので、大きいなって感じるだろうか?
多分わからないと思う。
今までのスーパームーンの画像は、Google とかで画像検索でも行えば沢山出てくるけれど、たぶん気が付くことがあると思う。
月が地平線に近い所(要するに下の方)にある画像とか、比較対象物(建物など)と一緒に撮影されている画像がほとんどなんだね。
結局のところ、これは人の錯覚でして、比較対象物があると大きく感じてしまうわけですね。
こりゃ夕日だって日の出だっておんなじなわけだな。
実際大きく見えますけれど。
他にも月と地球の距離というと、それぞれの中心の距離なので注意が必要であるとか、実は天頂にある月とみるか地平線近くで見るかによって距離が異なる(天頂のほうがずっと近くなるとのこと)などが書かれていて、へぇ~と思うと思うので、興味があればこちらのリンクからページを見てみるとよいと思います。
まぁねぇ。
難しいこと言わないで、大きな綺麗な満月を見ることができれば、普通の人は良いんですけど。
お天気はどうなのかなぁ~♪