阪急電鉄から 2300 系の電車が、3月20日をもって引退となるそうです。
画像のように茶色い電車で、関西方面に出かける度に見かけると、ちょっとノスタルジックな感じがして、見つめてしまっていましたけど。
この電車は、1960年ぐらいに登場し、当時は最新技術を搭載した車両で、非常に話題となっていたようです。
その技術とは、回生ブレーキ付きの定速制御を可能とした初の車両で、別名オートカーとも呼ばれていたそうです。
要するにモーターの力によって加速もブレーキも行う事が出来て、定速走行も可能としたわけです。
画像をよく見るとわかると思いますが、動力車の前後に1つずつ合計2つパンタグラフが付いている、ちょっと変わった形をしています。
阪急電鉄では、さよなら運転ツアーを企画していて、3月22日に行われます。
ツアーの詳細は、こちらからご確認ください。(PDF)
3月20日が最終運行で、2月20日から、ミニヘッドマークにマグネットを付けた記念品を販売するそうです。
阪急電鉄は、1992年に社章を変更したそうで、2300系にも新しい社章が付いていますが、当時を再現するために旧社章とした車両が走るそうです。
良く乗ったとか、身近に走っていたというわけではないのですが、もう見られなくなってしまうと言うのは、やっぱり寂しいですね。
その後は・・まだわかりませんが、1960年から、半世紀(以上)にも渡り、走ってきたわけですから、どうなのでしょうか?