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この記事は 2015年02月19日 に以下のカテゴリに投稿されました 身近な出来事.

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2015年春の花粉飛散予測(第4報)- 九州ではそろそろピーク 日本気象協会が発表

そろそろムズムズしてきている人もいるのかな?

幸いにして、(まだ)花粉症は発症していないのですが、知人には症状を抑えるための注射や治療を受けている人が結構いたりします。

人によってはそんなアレルギー症状を引き起こす原因となっている、スギやヒノキの花粉飛散予測の第 4 報が日本気象協会から発表されています。

そろそろ九州方面では飛散のピークを迎える模様です。

いか、日本気象協会からの発表です。

2015 杉花粉前線

2015 杉花粉前線

一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野克彦)は、2015年2月17日(火)に全国・都道 府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第4報)を発表します。また、詳細な情報を、「2015年春の花粉総飛散数 予測資料」として販売します。
第4報では、北海道のシラカバ花粉の飛散開始時期を新たに発表します。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(第3報 2015年1月14日発表)を一部修正しています。今後も日本気象協会の花粉飛散予測にご注目いただき、2015年春の花粉対策に向けて、お役立てください。

1.     全国予測の概況

(1)飛散開始時期 –九州から関東地方では例年より早く飛散開始となったところも-

2月の前半に、九州から関東地方の多くの所で花粉シーズンに入りました。東京都心も、日本気象協会の観測で2月8日にスギ花粉の飛散開始を確認しています。東京で飛散開始となった2月8日頃は、東京都心では気温はあまり上がりませんでしたが、西寄りの風により近隣地域からスギ花粉が飛来したと考えられます。2月中旬以降は中国地方から関東では晴れて気温が高い日が多く、日本気象協会の観測で広島と高松でも2月11日に飛散開始を確認しています。
九州や四国地方では、スギ花粉の飛散数が次第に増加しており、まもなくスギ花粉のピークを迎えるでしょう。
今週末から来週のはじめ頃(2月21日~2月24日)は全国的に気温が高くなる所が多く、西日本はスギ花粉の飛散数が増加し、北陸や東北地方の一部も飛散開始となる見込みです。
北海道では3月から4月の気温は平年並みか低いと予想されますが、花粉の飛散開始時期は大きく遅れることはなく、シラカバ花粉は例年並みに4月下旬から5月上旬に飛散が始まるでしょう。

(2)ピーク予測 –九州地方はまもなくスギ花粉のピークに!-

スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があると考えられます。3月の気温は全国的にほぼ平年並みの予想です。4月の気温は西日本では平年並みで、東日本と北日本は平年並みか低い見込みですが、ピーク時期を遅らせるほどではないと考えられます。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピーク時期は例年並みでしょう。
スギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松、広島、大阪、名古屋、東京は3月上旬から中旬の見込みです。金沢と仙台は3月中旬から下旬にピークを迎えるでしょう。スギ花粉のピークが終わった後は、各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込みです。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散しますが、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないでしょう。

2015 スギ・ヒノキピーク{関西方面)

2015 スギ・ヒノキピーク{関西方面)

2015 スギ・ヒノキピーク{関東方面)

2015 スギ・ヒノキピーク{関東方面)

(3)飛散数 –関東や東北地方の多いところでは前年の3倍以上に-

2015年春のスギ及びヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないまたはやや少なく、東海地方から北海道は例年並みの所が多いでしょう。

2015 前年比

2015 前年比

前年(2014年)の花粉の飛散数が少なかった北陸・関東甲信・東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるでしょう。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州・四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みです。

2014 年との比較

2014 年との比較

花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなります。
2014年の夏は、北陸・関東甲信・東北地方では気温が高い所が多くなりました。一方、九州や四国地方では低温・少照・多雨となり、花芽が形成されにくい気象条件となりました。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いでしょう。

2.地方概況
■北海道
・花粉種別:シラカバ
・飛散開始時期:4月下旬~5月上旬
・飛散数
例年比:
やや多い(110%)
前年比:
前年並(100%)
・2014年夏の気象
気温   :高い
日照時間:多い
降水量 :かなり多い

■東北
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月下旬~3月中旬
・飛散数
例年比:
やや多い(110%)
前年比:
非常に多い(360%)
・2014年夏の気象
気温   :高い
日照時間:平年並
降水量 :多い

■関東甲信
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月上旬~2月下旬
・飛散数
例年比:
例年並(90%)
前年比:
非常に多い(230%)
・2014年夏の気象
気温   :高い
日照時間:平年並
降水量 :平年並

■北陸
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月中旬~2月下旬
・飛散数
例年比:
例年並(90%)
前年比:
非常に多い(200%)
・2014年夏の気象
気温   :高い
日照時間:少ない
降水量 :多い

■東海
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月上旬~2月下旬
・飛散数
例年比:
例年並(100%)
前年比:
多い(150%)
・2014年夏の気象
気温   :平年並
日照時間:少ない
降水量 :少ない

■近畿
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月中旬
例年比:
やや少ない(80%)
前年比:
前年並(100%)
・2014年夏の気象
気温   :平年並
日照時間:少ない
降水量 :多い

■中国
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月上旬~2月中旬
例年比:
やや少ない(80%)
前年比:
やや少ない(80%)
・2014年夏の気象
気温   :平年並
日照時間:かなり少ない
降水量 :平年並

■四国
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月上旬~2月中旬
例年比:
少ない(60%)
前年比:
非常に少ない(30%)
・2014年夏の気象
気温   :低い
日照時間:かなり少ない
降水量 :かなり多い

■九州
・花粉種別:スギ、ヒノキ
・飛散開始時期:2月上旬
例年比:
少ない(50%)
前年比:
非常に少ない(30%)
・2014年夏の気象
気温   :低い
日照時間:かなり少ない
降水量 :多い

※言葉の説明
【飛散数に関する言葉の説明】
非常に多い :例年(前年)の200%以上
多い    :例年(前年)の150%以上200%未満
やや多い  :例年(前年)の110%以上150%未満
例年(前年)並:例年(前年)の90%以上110%未満
やや少ない :例年(前年)の70%以上90%未満
少ない   :例年(前年)の50%以上70%未満
非常に少ない:例年(前年)の50%未満
例年:過去10年(2005~2014年)の平均値
前年:2014年シーズン飛散数

【2014年夏の気象に関する言葉の説明】
平年:1981~2010年の平均値

関東や東北では、昨年は花粉の飛散は少なかったために、今年は沢山飛散するようです。

花粉症の方は、本当に大変だと思いますが、これからピークですから、まだ間に合う措置もあるかもしれませんので、何かしらの対策をしておいた方が良いのかもしれません。

日本気象協会のホームページはこちらです。


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