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この記事は 2015年07月19日 に以下のカテゴリに投稿されました 登山.

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『山と溪谷』8月号特別付録として「登山白書2015ダイジェスト版」を刊行 – 遭難事故についての情報が掲載されています

株式会社山と溪谷社は、7月15日発売の『山と溪谷』8月号特別付録として、1年間の登山界の動きや関連データをまとめた「登山白書 2015 ダイジェスト版」を刊行しました。

山と渓谷 - 登山白書 2015 ダイジェスト版

山と渓谷 – 登山白書 2015 ダイジェスト版

この登山白書 2015 ダイジェスト版は、増加する遭難事故についての情報を中心に構成されていて、非常に貴重な内容となっていると思います。

登山者の方は、あまり良い話では無いのですが、これを読んでいるのとそうでは無い場合とでは、何かの時に違いが出るのではないかな?っと思う内容です。

以下ご案内です。

■ 2015年4月に設立されたヤマケイ登山総合研究所による編集
「登山白書 2015 ダイジェスト版」は、2015年4月に設立されたヤマケイ登山総合研究所が編集、刊行するものです。同研究所は2016年7月から年度版『登山白書』の刊行をスタートいたしますが、それに先駆けて月刊『山と溪谷』誌の特別付録のスタイルで「ダイジェスト版」を刊行いたしました。

ヤマケイ登山総合研究所は、山と溪谷社が創業以来85年に渡り、様々な登山関連情報の発信を続けるなか、登山界、登山業界全般を通じて調査、収集、研究されている情報を包括し、年度版の『登山白書』を始めとした情報発信をしていく予定です。

■ 増加する遭難事故についての情報を中心に構成
「登山白書 2015 ダイジェスト版」では、増加する一方の遭難事故(2015年6月18日の警察庁発表の全国統計では、遭難発生件数2,293件、遭難者総数2,794人と、前年よりも121件、81人増加)を、少しでも減らしたいとの意図から、遭難事故のデータや事故防止に関する情報を中心に構成しています。
ヤマケイ登山総合研究所の調査結果として、2012年~14年の北アルプス、南アルプス、八ヶ岳などの主要山域の事故事例データを、遭難発生ポイント地図とともに掲載したほか、長野、新潟、山梨、静岡の各県が発表した共同グレーディングなど、遭難防止への取り組みに関する情報なども収録しています。

■ 雑誌購入対象者にPDF版のダウンロードサービスを実施
7月15日から9月15日までの二ヶ月間、『山と溪谷』誌購入者を対象に、パソコンやタブレットなどでも閲覧することができるよう、「登山白書 2015 ダイジェスト版」のPDF版をダウンロードできるサービスを実施いたします。

【主な内容】
・登山界この1年

アルプス4県、山のグレーディング発表。/8月11日は国民の祝日「山の日」に/御嶽山噴火/ネパールで大地震発生/まもなく400軒。クライミングジム新設ラッシュ/一般登山者に浸透したヘルメットの着用/トレイルレース開催指針を環境省と東京都が発表/北陸新幹線延伸開業。剱・立山、薬師岳方面への利便性が高まる/「日本百名山ひと筆書き」人力踏破達成/岐阜県の登山届義務化

・山岳遭難事故の発生状況まとめと、2012~14年の山岳遭難事故事例集
・山域別入山者数、利用者数

環境省の「各国立公園入山者数」等統計資料によると平成26年度の富士山の登山者数は285,494人に

・全国規模での高校山岳部実態調査

部員数は平均17.6名、42%が人工壁クライミングにも取り組む-126校、生徒727名、指導者169名から回答

・Yamakei Onlineの調査に見る用具購買動向とブランド使用率。3,820人にインターネットアンケート。この一年間で回答者の約12%がヘルメットを購入

・長野、新潟、山梨、静岡の各県が、山の共同グレーディングを発表

「登る山」と「登る人の実力」のミスマッチを防ぐために

・長野県の遭難事故をピックアップ

特別隊員 島崎三歩の「山岳通信」より

・捜索救助活動には、どれぐらいの費用が必要なのか

日本山岳救助機構の支払事例によると、平成26年度の平均補てん金額は191,164円

この他、「2014年の気象を振り返る」、「山岳関係の書籍、雑誌の動向」、「世界登山界の動向」、「国内登山記録」、「日本の登山組織は今」、「登山界365日-この1年間の主なできごと」などを掲載。


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