今ちょうど油井宇宙飛行士が滞在している ISS (国際宇宙ステーション)ですが、条件が整えば、肉眼でも見る事が出来るのですよ。
その条件は、日本の上空近くを通過する時で、かつ、太陽光が ISS にあたっているとき、時間的には、日の出前と日没後の数時間という条件が整ったときという事になります。
特に 7月31日の 20時30 分過ぎは、ISS がほぼ日本列島上空を綺麗に横断していくのです。
お天気も良さそうだし、全国的に好条件と言う事が出来ます。
翌日の 8月1日も 19時40分ごろという絶好の時間帯は、太平洋側を通過するので、関西から関東、東北にかけての広い範囲で見ることができます。
他にも8月3日などが、好条件であると言えますが、これらは、JAXA のこちらのサイトで確認が出来ます。
ISS は大体 400キロほどの上空を飛行していますが、いつも見る飛行機の機影とは違って、小さな光の点が、どんどん移動していくような感じで、肉眼でも見る事が出来ます。
飛行機と違って光が点滅する事が無いので、それで判別できると思います。
天候や特に雲が関係してきますが、それらがなければ、注意深く通過する方向の空を通過時間に観察していれば、必ず見つける事が出来ると思いますよ。
時間はかなり正確に来るので、正確な時計があった方がよいのと、遅刻は厳禁です。
5分弱のチャンスです。
もちろん空気の澄んだ、山頂とかならもっとはっきりと見る事が出来ますね。
まぁその見えるだけではあるのですが、そこに6人の人間が長期滞在し、様々な研究を遂行していることも併せて考えると、思いは無限に広がるのではないかなぁと思います。
きっと油井さんも手を振ってくれていると思うんだけどな。(忙しいかな?)