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スポーツ用品販売に特化した詐欺サイトを多数検知との事なのでご注意を – インターネット詐欺リポート(2015年12月度)から

前から少し気になっていたのですけど、スノーピークとかコールマンのトップページとかに、下記のような案内が出ています。

スノーピークのページ

スノーピークのページ

コールマンのページ

コールマンのページ

どちらのページも内容的には同様で、同社の偽サイトが存在して被害が出ているので、注意してくださいという内容。

その偽サイトに誘導されたことは、今のところないのだけれど、おそらくは e-mail とかが届いてそのリンクをクリックするとそんなところに連れていかれてしまうということなのかなぁと思っています。

その偽サイトで買い物をして、クレジットカードで支払いを済ませて、品物が届くのを楽しみに待っていると、いつまでたっても届かない・・なんてことが起こっている模様なのです。

ご注意を!

スノーピークのサイトには、

【偽サイトの特徴】
・不自然な日本語を使用している
・クレジットが利用可の表記があっても、決済時には銀行振込しか使えない
・非常に安価で販売していたり、価格を高額に設定し高い割引率で販売されている
・複数の企業から画像を寄せ集めている
・連絡先電話番号がない
・記載のE-mailアドレスに問い合わせをしても返信がない
・会社概要の販売店名や社名がおかしい
・振込先銀行口座名が外国人名(日本人名の場合もあるので注意)である
・弊社ブランドであるsnowpeakを組み合わせたURLを使用している
等々

こんなな記載がありまして、これ、実は見破るための基本といえば基本ですけれども、笑えるのは、

・非常に安価で販売していたり、価格を高額に設定し高い割引率で販売されている

この記述。

定価販売ですものねぇ。割引して販売していることなんて「ありえない」ってことなのでしょうねぇ。

で、肝心なのは、存在する偽サイトについて、BBソフトサービス株式会社 が調査を行い、警告を発していることです。

スポーツ用品販売に特化した詐欺サイトを多数検知

~インターネット詐欺リポート(2015年12月度)~

ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社は、2015年12月度のインターネット詐欺リポート(http://www.onlinesecurity.jp/reports/2016/201601.html)を発表します。

このリポートについて
BBソフトサービス(BBSS)の「Internet SagiWall™(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基にした、2015年12月度のインターネット詐欺リポートです。
このリポートは、日本のインターネット利用者が直面するネット詐欺の脅威とネット詐欺に対する注意喚起を目的として、「Internet SagiWall™」が検出・収集した危険性の高い詐欺サイトの分析結果を報告するものです。

検知状況
総検知数は84万4,679件で、前月比7.0%増加しました。
インターネット詐欺の種類別構成比は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが60.60% (前月比2.18ポイント減)、フィッシング詐欺サイトが32.94%(前月比1.5ポイント増)、マルウエア感染サイトが0.29%(前月比0.14ポイント増)、ボーガスウエア配布サイトが4.86%(前月比0.59ポイント増)、ぜい弱性悪用サイトが1.31%(前月比0.05ポイント減)でした。

検知状況

検知状況

OSごとのネット詐欺種類検知率

OSごとのネット詐欺種類検知率

OSごとのネット詐欺種類検知率

スポーツ用品販売に特化した詐欺サイトを多数検知
2015年12月度は、スポーツ用品販売に特化した詐欺サイトを多数検知しました。従来から見られるサッカーや野球の用品販売の他、剣道の道具などを販売する詐欺サイトも見られました。昨年から詐欺や悪質商法の知識や経験がない中高生をターゲットにした詐欺サイトが多数登場し、被害が拡大しています。未成年者は使える金額が限られているため、好きなブランドのスポーツ用品をできるだけ安く購入したいという傾向があり、詐欺サイトの誘惑に引っ掛かりやすいと考えられます。また、だまされたことに気付きにくく、気付いても保護者や警察などの公的機関窓口への相談をためらって、泣き寝入りしてしまうケースが多く見られます。

特にこの時期は、お年玉をもらった未成年者を狙う詐欺サイトが多く見られるので、保護者は家族が被害に遭わないよう注意する必要があります。万一被害に遭った場合は、地域の警察署や国民生活センターなどの窓口に相談されることをお勧めします。

「Internet SagiWallTM」について(http://www.sagiwall.jp/
「Internet SagiWallTM」は、ウェブブラウザーでアクセスしたウェブサイトの“コンテンツを解析”し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出します。悪意のあるコンテンツを検出した場合、そのサイトへのアクセスを警告し、フィッシング詐欺やさまざまなインターネット詐欺の脅威からユーザーを守るセキュリティー対策ソフトウエアです。Windows(R)やAndroidTM 搭載端末向けには「Internet SagiWallTM」を提供しており、iPhoneやWindows(R) 8搭載端末向けには「Internet SagiWallTM」の危険サイト検知機能を組み込んだウェブブラウザーアプリ「Internet SagiWallTM for iOS」や「あんしんWeb by Internet SagiWall(R) for Windows ストア」を提供しています。この方式で、ウイルス対策ソフトウエアをすり抜けてきたブラウザー経由の脅威を検出し、日々進化する脅威に対応します。

インターネット詐欺とは?
インターネットを利用して行われる詐欺行為の総称で、他のウェブサイトを装い、個人情報をだまし取るフィッシング詐欺や、加入に同意していない有料会員登録の代金を請求するワンクリ詐欺(ワンクリック詐欺)、ネットショッピングで代金未払いや商品未発送により金品を不正に得る詐欺などがあります。これらはコンピューターウイルスを使わない場合も多く、一般的なセキュリティー対策ソフトでは検知することが困難な状況です。
※Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
※Android は、Google Inc.の登録商標または商標です。
※iOS、iPhone は、Apple Inc.の商標です。
※IOS は、Cisco の米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
※その他、このページに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

だまされたことに気付きにくく、気付いても保護者や警察などの公的機関窓口への相談をためらって、泣き寝入りしてしまうケースが多く見られます。

そうなのかなぁと思うのですが、これ撲滅するには被害にあったことはちゃんと相応のところに話をして報告し、皆さんの意識を高めるということが、まずは重要なのです。

正直に言うと、日本人は騙されやすい・騙しやすいという定評となってしまっているのが現状で、これは各人の意識の問題も大きいと思うので、何がどれほど起きていることを知ることから始まって、それに対応するには・・と言った方向で進んでいかないと、これらの被害を減らすことは難しいだろうと思います。

まぁ、こん儀サイトを作る方も作る方だと思いますが、日本人の意識は世界と比べても最低の方に属するというレポートもカペルスキー社の調査でも明らかになっているので、注意して下さいね。


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