今週末ですね。幕張メッセでジャパンキャンピングカーショー 2015 が開催されます。
ホンダか出展車両を自社のホームページでも掲載していて、それがとてもかわいらしいのですよ。
ね!なかなか言いセンスしてますよね。
とても残念なのが、参考出品なので、市販されるかどうかは現時点ではわかりません。
一見するとフィフストレーラーのような結合方式なのかなと思いましたが、そうではなくて、トレーラーヒッチで連結しているようです。
なるほどね。その部分はトレーラーの長さを稼げるから、余裕で寝る事も出来るかも。
参考出品といえども、よく考えられているように思います。かなり案を練ったんだろうなぁ。
これ、ヘッド(自動車の部分)の名前は N-TRACK といって、N-BOX よりも 50 cm 程全長が短くなっているのだそうです。
トレーラーの部分は、N-CAMP という名称だそうですよ。
内部の様子も画像がありました。
窓も広くて、内部も明るいですね。でも寒いときはこの窓の広さが災いして寒いかも。
でもそれは工夫すれば大丈夫だね。
ちなみにトレーラーの運転は、前に進んでいる分には、内輪差(後ろの車両が内側をとおる)に気をつけるぐらいで、それほど難しくはありません。
問題はバックなのですが、一度バックする方向とは逆にハンドルを切って、トレーラーの向きを目的の方向に向け、それからハンドルを戻してバックしないと、とんでもない方向に車がバックしてしまいます。
これは、トレーラーの長さが短いほど難しいので、練習あるのみです。
免許は、この程度のトレーラーならば、普通免許でOKです。
自動車とトレーラーの全体の長さが 12 m 以内で、重量が 750 Kg 以下であれば、普通免許で道路を走る事が出来ます。
注意点は高速料金ですね。1 軸のトレーラーを引いて高速道路を走ると、一つランクが上の高速料金となってしまうのです。
だから、N-TRUCK + N-CAMP の組み合わせだと、普通車の高速料金となります。
普通車+トレーラーだと、中型車の扱い(1軸のトレーラーの場合)となってしまいますので、結構変わってきます。
ETC も無事通過出来ますよ。ETC は使うために登録する際に、牽引車両という項目があり、チェックボックスにチェックを入れるだけで、牽引車両でも通行する事が可能になります。後からの変更も可能です。
ゲートでは、その軸数をちゃんと見ているので、トレーラーを引いていない時と引いているときの料金はちゃんと、間違えることなく請求されます。(すごいよね)
車検は必要ですが、安いです。
引いていたときは陸運局に持って行き、自分で車検通していました。
維持費も安いですよ。エンジン付いていないので。
あぁ。後はヘッド(自動車の方ね)に牽引するトレーラーを登録しなきゃいけませんが、車重とかブレーキ性能(ヘッドとトレーラの)とかから計算して算出し、車検証に記載してもらいます。
こんな感じではありますが、国産車は普通、トレーラーを引く事など、考慮に入れていない場合が多いです。一部の逆輸入車などは、ちゃんと大丈夫なように強度設計がされているそうです。
おそらく軽自動車だと、牽引するための強度が普通は無いでしょうから、販売するのなら、強度を増した車を用意しないといけないでしょう。
どうなのだろうか?
出てくるのかな?
最近は軽トラックや軽ワゴンをベースにキャンピングカーにした車も多くありますが、こんな車も安全性さえ確保できれば、いいなぁって思います。
楽しみですが、どうだろ。あんまり期待しない方がいいかな?
ホンダのブースでは、他にもユニークな製品、カセットガスを燃料にした発電機とか耕耘機、2馬力4ストローク船外機などが展示される模様です。
ホンダのニュースリリースはこちらにあります。