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この記事は 2014年10月07日 に以下のカテゴリに投稿されました キャンプ用品.

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ファイアグリル(焚き火台)の選び方 – 4

ファイアグリル(焚き火台)の選び方 – 4

さて、いよいよ登場かな。今回はスノーピークの焚火台です。

キャンプ場でもよく使っている方を見かけますね。

でも、使い勝手最優先として見ると、正直言って実はそんなにポイントが高くはないのです。

シリーズとしては、L / M / S と用意されていて、まぁ S サイズを選択する事はまず無いといっても良く、M か L サイズを使う事になると思います。

スノーピーク 焚火台

スノーピーク 焚火台

左から L / M / S サイズです。4枚のステンレスパネルとフレームで構成され、がっちりとしています。
大きさは 1 辺の長さが L = 45cm / M = 35cm / S = 27cm です。

この種の焚き火台(スノーピークは焚火台と呼ぶ)では、異例ともいって良いと思いますが、パネルとフレームは溶接して作られています。

こんな感じで溶接されている

こんな感じで溶接されている

がっちりと溶接してあるので、通常の使用では問題が起きる事はまず無いのですが、炭をおこした後、焚き火して背丈位の火をガンガン上げていたところ、溶接部がバチンと大きな音がして外れたという話を聞いた事があります。

ここまでやる事が問題なのかとも思いますが、金属は熱で伸縮しますから、それによって溶接部に力が加わり、外れたのでしょう。
でも、壊れた物はスノーピークに連絡して送れば、綺麗に元に戻って返ってくるそうです。
スノーピーク製品には、基本的に保証書が添付されていませんが、壊れた程度や使用状況によっては無償で修理を行っていますし、そのあたりは評価すべき点だとは思います。

実はこれ、L サイズで ¥15,600 M サイズで¥12,600 もする品物ですが、これだけでは使えないのですね。
製品には、本体と超薄っぺらなナイロンの収納袋が付いてきます。この収納袋、ホント情けない品物で普通はガッカリします。

ぺらぺらの収納袋にこれだけ入れるのはキツイ

ぺらぺらの収納袋にこれだけ入れるのはキツイ

ロゴが付いているだけでうれしい人もいるのかな。

逆ピラミッド型ですから、どうしても下部のとんがった部分から灰がしたにもれます。

どうしても灰が落ちるので注意

ベースプレート(別売)にどうしても灰が落ちるので注意

従って、それを軽減する程度の役目ではあるのですが、専用のベースプレートとか、何も使わないで炭を入れても空気が届かないので、それを改善するための炭床、そして焼き網などがオプションとして用意されていてこれらも一緒に購入しないと使えないのです。

炭床をセット(別売)

炭床をセット(別売)

炭床は、いくつかの大きさの物が用意されていて、その大きさによって火床の高さや面積が変わります。もちろん別売オプションです。途中で炭床を交換する事は無理なので、手持ちの炭床を使い用途に合わせて炭(等)の量で火加減を行う事になります。

まぁ見方によってはこのあたりの品物を自分の用途に合わせて選択するという楽しみは残されているともいえるでしょう。

これらをセットにしたスターターセットなる物も販売されています。

焚火台 スターターセット

焚火台 スターターセット

これでもまだ焚き火にしか使えなくて、焼き網や鉄板も別売です。
本体の他ベースプレート(左)炭床(中央)キャリングケース(右)やっぱり焚火台本体を購入したときに付いてくるぺらぺらのナイロン袋じゃこれらは収納できないのでしょうねぇ。
オプションのしっかりした収納袋がセットされています。

焚火台を組み立てるのは簡単です。
キャンプ場で用意されている敷板の上に、ベースプレートを置いて、本体の脚を開いて中に炭床(これがまた強烈に重たい)をセットすれば終わりです。

ただ、これ、かなりの重さがあるのですよ。
L サイズで 11.7 キロ、M サイズで 7.68 キロ。
オートキャンプで車から降ろしてすぐならまぁ良いですけど、サイトが車から離れている時などは重くて持って行くのが苦痛になるくらいの重さです。(上記の重さはスターターセットの重さ)
車に乗せるにしても、このご時世、重さは燃費に即影響しますし、トランクや荷台におく時も、走行時に動かないようにおかないと、もしもこれだけの重さの物が動いてきたらキケンですから気を使います。
正直言って車の中ではその大きさといい、相当じゃまです。
( Lサイズのスターターセットで収納サイズ:560×640×32mm)

最後にだめ押しのようになっちゃいますが、その価格。
品物の価値は、個人が決めれば良いので、あくまで独断と偏見ですが、スターターセットの L で¥24,800 という立派な価格。M サイズのスターターセットで、¥19,800 です。
これってちょっとした家族用のテントが買える値段です。
しかもそれでもまだ足りない物がある。

おそらく豪華に焚き火とか、ダッチを使うとかだと、M サイズだとちょっと小さめと感じると思うので、L サイズを選択する事になると思います。

後片付けも結構大変ですね。
火を落とした後、出来れば焚き火台ごと炭捨て場まで持っていきたいのですが、これ、持ち手が無くて持てないのです。
脚の所を持てば良いように思うかもしれませんが、この脚斜めになっているので、腕がこんがらがっちゃいますよ。
仕方が無いから熱くない事を確認して上から持つしか有りません。持って歩けばピラミッドの底の頂点から灰がぱらぱらと落ちて、気をつけないとズボンから下、灰だらけ。
でも工夫している方もいらっしゃって、本体の上部に丸い穴(空気を通す穴と思われる)があるのでこの部分に2つのコの字型に曲げた丸棒を作り、それを丸穴に差し込んで、とっ手としている方がいらっしゃいました。
これなら持ち上げる事も出来ますが、本体の重さが強烈に重いので、その影響で丸い穴の周囲がゆがみます。

この焚き火台を評価するとしたら、その丈夫な作りだけ。
そのほかは、どれをとっても平均以下。
良いところはありませんけれど、好きな方、多いのですね。
まぁ壊れないって事を最重要視するのなら良いですけど、個人的には苦笑するほど無駄に丈夫で重たいと感じます。
他の焚き火台だってそんなには壊れないと思うんだけどな。
価格も重さも半分以下だけど。

もちろん持ってはいますが、まず使う事はありません。

この製品をこのように酷評している記事は他に見た事が無いでしょ。
でも本当にそう思うから、書いておきます。

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