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この記事は 2020年10月13日 に以下のカテゴリに投稿されました アパレル.

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オイルドジャケット(ワックスドジャケット)のリプルーブをやってみた!

もう随分前だよなぁ。

若い頃だから・・まぁ良いとして。

ヨーロッパに出かけたときに、寒くて買った一品。

その当時は、高いなぁこれ。

っとか思ったのだが、まぁ、(多分)一生モノだろうよと思って購入した。

でも一番良いのは買えなかったんだよ。

オイルドジャケットとか、ワックスドジャケットとか言われている、まぁ、コートだね。

海外では、よく(でもないか?)使われていて、それなりにその地位も確立されているそうだが、このたぐいの製品で、有名なのは、あのバブワー(Barbour)ってところが作っている製品。

このときには、もちろんそのバブワーもあったのだけれど、これと同じ工場で作られている(と言われている) 、マック オーヴィス(MC ORVIS) のワックスドコットンのジャケット。

何度も試着して(その当時は相当細かったと思われる)、S サイズを選んだのだけれどね。

日本のサイズにすると、だいたい M サイズぐらいになるのではないかと思う。

どんなコートかというと、ハンティングなどのときにも使われるという、ヘビーディユーティーな感じのコート。

海外では普通にこんなコートを着ている場面を見たりもするのだが、特に雨の日に傘ささなくても、帆布のような生地に、オイルが染み込ませてあるから、雨水が染み込むことが少ない。

日本であまり使われないのは、どこに行っても混雑しているでしょ。

だからだと思われるのだが、万が一、染み込ませたオイルが隣の人についちゃったりしたら、大騒ぎになるのだろうし、ものにもよるのだが、そのオイルの匂いが気になるという方もいる。

電車など、公共交通機関に乗ることも多いから、そんな心配や、他人に迷惑をかけてしまう事があると、大変だからねっと思う。

わざわざ、せっかくのオイルを落とした状態で着ている人もいるみたい。

だから、アウトドアで楽しむ方や、バイクに乗る方などは、好きな人もいるのだが、少数派かもねぇ。

何年も、長い期間、着用していると、だんだんその、染み込ませがオイルが飛んでしまうんだな。

そうなると、自慢の撥水性も発揮されなくなって、本来の機能を果たさないということになってしまう。

今回は、それを修復しようと作業を行うわけだ。

オイルドジャケット(ワックスドジャケット)、リプルーブとかで検索すれば、それ用のワックスとかが入手できるが、結構なお値段がしたりする。

そして、それらの製品は、良いのではあろうが、結構、匂いがきついとかの評価もある。

で、今回用意したのは、こんな製品。

もちろんバブワーなどからも、専用のオイルが販売されているのだけれど、結構、お高い値段がついていたりするし、こちらの製品は、過去に購入された方の評価で、匂いも強くはないと書かれていたので、お手頃なこちらにした。

海外からの発送となるので、さてどれぐらいで届くのかなぁと思っていたら、1週間ほどで、手元に届いた。

でも、実はこれ、上記のリンクから購入したのではなくて、購入したときは、送料無料ってことだったんだけど、それは今は見つからない。

それでも、お安くて良いと思うよ。

結果的にはすこぶる良好で、匂いも気になるほどではないし、400グラムあると、2~3着は処理できそうだねぇ。

他にこんなコートは持ってないので、結果的には余ったということになるのだが、また次回使うということにして、保存しておけば良いかなぁと。

さて、作業に入るが、その前に、長年着込んでついた汚れを落としてしまおうと言うことで、洗濯しちゃう。

普通は、洗濯するとオイルが落ちてしまうので、クリーニングに出すにしても、特殊な方法取らなければならないそうだ。

でも、今回は、再度オイルを塗り込む作業(リプルーブ)をするわけだから、その前に綺麗にしちゃう。

作業する上で、(おそらくは)重要なことは、作業する場所の温度も関係してくると思う。

作業したときは、大体24℃ほどの気温だったと思う。

お天気は、曇り時々晴れという感じ。

あまり温度が低いと、塗り込むオイルが固まってしまって、非常に塗りにくいという事になってしまうし、逆に高すぎると、オイルが液状化してしまって、同じく塗りにくいということになってしまうと思われる。

これぐらいの温度だと、微妙に固形化していて、塗りやすいようだ。

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

Waterproof Wax, Gold Label. Re-proofing For All Waxed Cotton Garments, 400 GM

塗るというよりは、塗り込むのだけれどね。

MC ORVIS のジャケットと、(釣具の方の)ORVIS のオイルド処理がされたキャップ

MC ORVIS のジャケットと、(釣具の方の)ORVIS のオイルド処理がされたキャップ

今回は、MC ORVIS のジャケットと、画像にある、(釣具の方の)ORVIS のオイルド処理がされたキャップをリプルーブしてみることにした。

洗濯も済んで、汚れもオイルも落ちて、青っぽい感じになっているね。

一応、手にベタベタ、オイルがついてしまうのも嫌だと思い、百均で手袋買ってきたのだが、これ、破けるのね。

ということで、素手にとり、生地に塗り込んでいく。

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

どんどん塗り込むのだが、ケチケチしないで、少し多めに手にとって、塗り広げるほうが、早いし綺麗に仕上がるようだ。

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

随分色が変わるよねぇ~

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

どんどん塗りこむ。

で、これがなかなか重要だと思うのだが、この段階だと、ムラもあるし、縫い目には、オイルが染み込まずに残っていたりするので、それを除去する。

普通のドライヤーでも、事足りるとは思うが、温度調節のできるホットガンが手元にあるので、それを使い、熱風を吹き付け、固形状のオイルを溶かして、生地に染み込ませる。

使ったのは、こんなホットガン。

手元のは、HAKKO の 882 という温度可変のモデルなのだが、悲しいかな廃盤となったようだ。

HAKKO の道具は、ハンダゴテも使っているけれど、道具として信頼できるので、おすすめですよ。

全体に塗り込むのに、2~3時間かかったかなぁ。

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

リプルーブオイルを塗り込む

こんな感じに仕上がった。

少しこのままおいておくと、更に馴染んで良い感じになってくる。

これでまた、何年着ることができるのかは?だけれど、大活躍してくれるはず。

こうなってくると、ますます愛着が湧くね。

大事に着ようと思うが、雨の日にも、これからの季節、バイクに乗るのにも、大活躍してくれるでしょう。

作業が終わって、この気温24℃ぐらいだと、結構汗を書くのだが、汗が落ちると、それを弾いてくれるのが、よく分かるのね。

もう少し、涼しい温度の方が良いかも知れないなぁと思ったが、まあ満足な仕上がりなので良しとしよう。

入手したこのオイル、評価に書かれていたとおり、匂いもきつくはなく、とても良い結果が得られましたので、おすすめですよ。

あまりこのような作業を自分で行う方は少ないかも知れないけれど、やってみようと思われる方には、自分でされることを、(私は)おすすめします。

難しくはないからね。


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