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この記事は 2022年03月06日 に以下のカテゴリに投稿されました その他.

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鉄道、ヒコーキから人車、駕籠、浮島まで、いにしえのニッポンののりもの大図鑑『絵解きニッポンのりもの図鑑』発売

この図鑑は大人でも楽しめると思うよ。

いや、まぁ、どれもすごいと思うのだけれど、知らなかったし、特にすごいと思うのは、大島の三原山にあったという、スライダー。

三島山の斜面から一気に600メートルを下るという。

スピードですぎると困るので、コースは蛇行していたらしいけれど、昭和11年頃にはあったそうですよ。すごいよね。

鉄道、ヒコーキから人車、駕籠、浮島まで、いにしえのニッポンののりもの大図鑑『絵解きニッポンのりもの図鑑』発売
株式会社インプレスホールディングス

インプレスグループで航空・鉄道分野のメディア事業を手掛けるイカロス出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山手章弘)は、2022年2月22日に山口雅人著『絵解きニッポンのりもの図鑑』を発売いたします。

鉄道、ヒコーキから人車、駕籠、浮島まで、いにしえのニッポンののりもの大図鑑『絵解きニッポンのりもの図鑑』発売

鉄道、ヒコーキから人車、駕籠、浮島まで、いにしえのニッポンののりもの大図鑑『絵解きニッポンのりもの図鑑』発売

最近はヒコーキも鉄道も画一化されて、いまいちおもしろくないなぁ、という声が聞かれます。でも、ほんのちょっと昔のニッポンには、すごいのりものから変わったのりもの、不思議なのりものがたくさんあり、まさにのりもの天国でした。文明開化の音を聴き、海外からたくさんの見慣れぬのりものがどっと入ってくるなか、日本古来ののりものも生活のなかで生き抜き、それらが混じり合って、ニッポンならではの百花繚乱ののりものの楽園をつくりだしたのです。
そんな個性派ののりものたちをビジュアル重視で紹介したのが本書です。明治初期から終戦直後を中心に、鉄道や航空機、自動車といった定番物から、駕籠や人力車のような日本古来といえるのりもの、さらには動物や浮島、流氷に乗って楽しむような、のりものの範疇に入るか疑問なものまで、バラエティに富んだニッポンののりものをグラフィカルにご紹介します。
当時は郵便用とともに報道的な役割も果たしていた絵はがきをメインに、鶏卵紙写真や明治・大正期の雑誌など、さまざまな素材のなかから、見た目に楽しく不思議で興味深いビジュアルを厳選し、今回初出の貴重な絵柄も多数掲載。いにしえのニッポンののりものを見て楽しめるとともに、史料的な価値も盛り込んだ構成です。のりものを網羅するタイプの本ではありませんが、見た目のおもしろさや当時の風俗を伝える史料として貴重な一冊に仕上がっています。
著者の山口雅人さんは、古物商として膨大な量の史料に接し、マスコミや出版各社に提供していますが、そのなかでも「なにこれ?」と目を瞠るビジュアルを厳選していただいているので、初めて見る絵柄も満載です。
ちょっとむかしのニッポンを彩っていた、さまざまなのりものを楽しくご覧ください。

品川・八ッ山周辺

品川・八ッ山周辺

明治の初期の写真としてはお馴染みの鶏卵紙。図柄は、いまの品川・八ッ山周辺、ニッポン最初の鉄道路線にて開業前の試運転が行われている貴重なカット。

馬車鉄道

馬車鉄道

ニッポンののりものとしては、馬車鉄道も定番。これは現在の札幌市電の原形のような馬車鉄道。

ダグラスDC-2

ダグラスDC-2

ニッポンで大型機が普及する時代に入ってすぐのころ。図中のダグラスDC-2は巡航速度300キロというから、現在の新幹線並み……。

2階建てバス

2階建てバス

明治時代に早くもニッポンに姿を現した2階建てバス。残念ながら営業運転は行われませんでしたが、この車両を所有するバス会社は、かの渋沢栄一が設立委員長でした。

川を渡る駕籠

川を渡る駕籠

オカルト雑誌に出て来そうなシーンですが、これは川を渡る駕籠。空中に浮遊する2本のレール上を人が押す駕籠が進みます。

摂政宮殿下がお乗りになる人車

摂政宮殿下がお乗りになる人車

摂政宮殿下がお乗りになる人車。のちの昭和天皇25歳のころ。

三原山を一気に駆け下りる観光用スライダー

三原山を一気に駆け下りる観光用スライダー

椿むすめがスライダー? 三原山を一気に駆け下りる観光用スライダーは大島の名物でした。

●目次
第1章 天然色で見るレトロなのりもの
鉄道開業のころの汽車/大正期の代表機関車/国電のルーツ/満員御礼電車/熱海軽便鉄道/むかしの郊外鉄道/大阪市電/札幌の馬車鉄道/富士の裾野の馬鉄/川上軌道/石油発動車/国鉄のレトロな電気機関車/インクライン/大日本航空/出航の風景/水上バス&水車式貨車航送船/遊覧バス/電気バス・2階建てバス/自家用車/競技用自動車/オートバイ/ハーレー・オート三輪/無限軌道車/国内初のロープウェイ/ケーブルカー/遊園地ののりもの/駕籠・人力車

第2章 鉄道にまつわるレトロなのりもの
鶏卵紙写真の機関車/日本最初の地下鉄/大正時代の大宮工場/暗い時代の鉄道/モーターカー/工事現場ののりもの/飯場の機関車(炭鉱・鉱山)/ノッポな機関車/御召列車/コラム・長ーい煙突の汽車

第3章 飛行機・船にまつわるレトロなのりもの
羽田飛行場/水上飛行機/飛行船/コラム・軍用飛行船/高貴なお方の最後ののりもの/商船学校実習用帆船/国鉄連絡船/港湾風情/観光船/都会の河川にて/コラム・おねえさんとのりもの

第4章 自動車・オートバイにまつわるレトロなのりもの
トロリーバス/大阪乗合自動車/鉄道省の連結バス/バスの架装広告/トラック/コラム・働く蒸気自動車/小型自動車/オートバイ/三輪バイク/コラム・プロペラ推進

第5章 災害とのりもの
東京の水害/関東大震災/第一室戸台風/鉄道事故/飛行機と客船の惨事

第6章 マンパワーなのりもの
人車軌道/保線区員が乗るもの/デイトン自転車/人力車/駕籠/人力橇/乳児・幼児が乗るもの/川を渡るのりもの/コラム・皇族が乗る人車軌道

第7章 ちょっと変わったへんなのりもの
ロープウェイ/ケーブルカー/博覧会ののりもの/多摩川遊園地/公園の遊具/戦時中の子どもの汽車/落下傘塔/スライダー/動物に乗る/東京馬車鉄道/馬車・馬橇/のりもの…なのか?

●著者紹介
〇山口雅人 Masato Yamaguchi
昭和30(1955)年、東京生まれ。4代目の長男として蕎麦屋を継ぐ。その後は、鉄道模型メーカー、映像制作会社カメラマン、外資系補聴器メーカー社員を経て、古物商となる。現在は古いビジュアル資料や鉄道資料を中心に、広告代理店や出版社に資料を提供している。鉄道誌では、グラビアなどに組写真として80編以上を提供。また、特集やコラム等の執筆も担当する。おもな著書に『国鉄末期の首都圏鉄道模様』『東京1980’s」(ともにイカロス出版)、『東京に汽車があった頃』『東京でぃ~ぷ鉄道写真』(ともに交通新聞社)、『国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記』(かや書房)、『鉄道少年の頃』(光村印刷)など。また共著として『東京駅歴史探見』『中央線オレンジ色の電車今昔50年」(ともにJTBパブリッシング)、『新幹線知られざる開発史』(双葉社)、『実録鉄道連隊』『東京駅ものがたり』(ともにイカロス出版)など多数。

●書籍情報
書 名:絵解きニッポンのりもの図鑑
著者名:山口雅人
発行所:イカロス出版
発売日:2022年2月22日
ISBN : 978-4-8022-1087-4
体 裁:B5判 ・140ページ
定 価: 1,980円(本体1,800円+税10%)
https://www.ikaros.jp/sales/list.php?srhm=0&tidx=21&Page=1&ID=5167

【イカロス出版株式会社】  https://www.ikaros.jp/
『月刊エアライン』を中心に航空、鉄道、ミリタリー、レスキュー分野で出版活動を展開。
さらに旅行、通訳・翻訳、ライフスタイルなどの分野でも多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

以上

面白そうな図鑑ですよね。

注文しようと思います。

しかし、現代でも参考になりそうなエコな乗り物とかもありそうな感じ。


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