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この記事は 2022年09月25日 に以下のカテゴリに投稿されました 鉄道.

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信越本線碓氷峠の廃止から四半世紀 「峠のシェルパ」と呼ばれた機関車、EF63形を扱った一冊 旅鉄車両ファイル「国鉄EF63形電気機関車」刊行

あの碓氷峠を一生懸命登っていた電気機関車ですよね。

EF63

信越本線の碓氷峠も電車が走らなくなって、四半世紀(25年)なのかぁ。

これらの電気機関車は、大好きだよ。

信越本線碓氷峠の廃止から四半世紀 「峠のシェルパ」と呼ばれた機関車、EF63形を扱った一冊 旅鉄車両ファイル「国鉄EF63形電気機関車」刊行
株式会社インプレスホールディングス

インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝峰富雄)は、2022年9月20日に、旅鉄車両ファイル005『国鉄EF63形電気機関車』を刊行いたします。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

高崎と直江津を結んでいた信越本線には、横川と軽井沢の間に碓氷峠がありました。この区間は66.7‰(パーミル)という国鉄・JRで最も急な勾配で、峠を越える列車にはEF63形という電気機関車が横川側に重連(2両)で連結され、下り列車(登坂)では下から押し上げ、上り列車(降坂)では下から支えていました。1997年に北陸新幹線が長野まで開業し、信越本線は高崎~横川間と篠ノ井~長野間はJR東日本に、軽井沢~篠ノ井間はしなの鉄道に承継されましたが、横川~軽井沢間はバスに転換されて廃止されてしまいました。

今年の9月30日で、横川~軽井沢間廃止から25年を迎えます。そこで碓氷峠を支えたEF63形を一冊にまとめました。廃止とともにお役御免となったEF63形ですが、横川運転所の跡地を利用して開設された「碓氷峠鉄道文化むら」では、EF63形の運転体験を行い、4両が現在も走れる状態で保存されています。今回は「碓氷峠鉄道文化むら」の協力を得て、EF63形12号機を徹底取材。外観から台車・ブレーキ、運転室、機器室に至るまで、くまなく撮影しました。誌面では撮り下ろしのディテール写真に加え、豊富な資料や貴重な写真を収録しました。

第2章では、信越本線の全線を走行できる機関車としてEF63形とともに開発されたEF62形についても詳しく解説しています。第3章ではEF63形以前に碓氷峠を支えたアプト式の機関車たちを、第4章では碓氷峠ヒストリーを収録しています。廃止から四半世紀を経たこの機会に、先人たちが苦労して支え続けた碓氷峠を、改めて振り返ってみてください。

■誌面サンプル
第1章ではEF63形を詳しく解説。資料と現役時代の写真、そして撮り下ろし写真を交えた構成は、動態保存機があるからこそ可能です。国鉄屈指の重装備機関車を改めてご覧ください。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

急勾配用のEF63形ならではの特殊装備、台車とブレーキは写真と図面資料を交えて詳しく解説しています。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

早期の事故廃車やJR発足前の引退、重連運転が基本ゆえに電車との間に隠れてしまうなど、なかなか写真が集まりにくい全25両の勇姿を収めました。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

第2章では、EF62形電気機関車を解説。「碓氷峠鉄道文化むら」で保存されている54号機を取材しました。運転室と、特徴ある屋根を中心に、ディテールをお見せします。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

第3章では、アプト式時代の機関車を紹介。蒸気機関車から日本初の電気機関車まで、詳しく解説しています。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

第4章は「碓氷峠ヒストリー」。建設の経緯や車両編成、新線化の検討内容などを、豊富な資料や古写真を交えて解説しています。

国鉄EF63形電気機関車

国鉄EF63形電気機関車

■もくじ
第1章 EF63形の概要
EF62形・EF63形電気機関車のプロフィール
EF63形のメカニズムとディテール
EF63形の制御/EF63形の車体と量産車/EF63形のディテール/製造時期による形態の差異
横軽対策の改良
協調運転用電車の登場
台車とブレーキ
EF63形の連結器-ジャンパ連結器/両用連結器
EF63形の内部-運転室/機器室
EF63形全25両の肖像
COLUMN 生きたロクサンに会える! 碓氷峠鉄道文化むら

第2章 EF62形の概要
EF62形の特徴と車体
台車とブレーキ/運転室
COLUMN 山を下りた山男

第3章 碓氷峠のアプト式機関車
アプト式蒸気機関車-3900形/3920形/3950形/3980形
アプト式電気機関車-EC40形/ED40形/ED41形/ED42形
碓氷峠鉄道文化むら保存車に見るED42形のディテール

第4章 碓氷峠ヒストリー
碓氷峠鉄道史 1893~1997

【書誌情報】
書名:国鉄EF63形電気機関車
仕様:B5判 144ページ
定価:本体2750円(税込)
発売日:2022年9月20日

全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。

【株式会社天夢人】 https://www.temjin-g.co.jp
2007年設立。隔月刊雑誌『旅と鉄道(奇数月21日発売)』をはじめとする、鉄道・旅・歴史・民俗・カルチャーをテーマとした雑誌や書籍を発行し、人生を豊かにするための情報を発信しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。

以上

本書の中でも、書かれていると思うのだけれど、案外鉄道って坂には弱くて、急な坂(急勾配)の場所では、この機関車が出てくる前はアプト式という、要するに歯車を噛み合わせて坂を登るような装置で登っていた。

EF63 はそうではなくて、重連までしてその急勾配を登るというのだから、そのパワーとそれだけではなくて、その重さを止めるための強力なブレーキとかが装備されていて、とにかくゴツい作りなのね。

そこがまた良いのだけれど、実際に重連でその急勾配を登っている姿を見てみたかったなぁ。

 


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