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この記事は 2023年08月03日 に以下のカテゴリに投稿されました 登山.

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「山と渓谷」元編集長が登山史に刻まれる名作13本を厳選!『山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章』(新潮文庫)本日発売

この本は読みたいですね。

明日(8月2日)届くみたいです!

「山と渓谷」元編集長が登山史に刻まれる名作13本を厳選!『山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章』(新潮文庫)本日発売
「山と溪谷」元編集長が厳選して送る、登山史に残すべき珠玉の13篇。
株式会社新潮社

山に登るということは、何かを表現することだ――。『花の百名山』の田中澄江から、世界的アルパインクライマー山野井泰史の『垂直の記憶』まで。山に登り、考え、そして表現してきた人々の名作をアンソロジーを一気読み。『山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章』(新潮文庫)が、今年の「山の日」にさきがけ、7月28日に刊行されました。

山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章

山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章

田中澄江は高尾の花に亡き父を重ね、串田孫一は闇夜の谷で思索に遊ぶ。深田久弥が死の間際に見せた無念の光景、8000メートルの頂を望み続けた長谷川恒男の熱情と山野井泰史の生還を支えた不屈の原点、そして夭逝したクライマーが書き残した自問の日々……。

静かな山旅から、命を削る凍てついたヒマラヤの大岩壁まで、「山と渓谷」元編集長が登山史に刻まれる名著、名文を厳選して探る、それでも人が山に登る理由。

■所収作品

山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章

山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章

「高尾山・フクジュソウ」(『花の百名山』)田中澄江/「御嶽山 この世から遠く離れて」(『百霊峰巡礼』)立松和平/「或る単独行者の独白」(『黄色いテント』)田淵行男/「島々谷の夜」(『山のパンセ』)串田孫一/「スコトン岬」(『山頂への道』)山口耀久/「日本百名山」(『深田久彌 その山と文学』)近藤信行/「深田久弥氏のこと」(日本山岳会会報「山」311号)藤島敏男/「グレポン ガストン・レビュファと登った最初の岩峰」(『アルプスの蒼い空に』)近藤等/「岩と氷と寒気との闘い ついに冬の北壁登攀」(『マッターホルン北壁』)小西政継/「『チョモランマ』見果てぬ夢」(「山と溪谷」1989年3月号)長谷川恒男/「Mr.ハクパ・リタ・シェルパ」(『ともに、あの頂へ』加藤慶信/「遺稿」(『完結された青春』)中嶋正宏/「生還」(『垂直の記憶』)山野井泰史

■山岳書籍・雑誌編集50年の大ベテランならではの“秘蔵エピソード”

編者の神長幹雄さんは1975年に「山と溪谷社」に入社して以来、山岳書籍、雑誌の編集者として活躍。いまも最前線で本を作り続けられています。数々の登山家、作家たちと公私を通じて交流してこられたベテラン編集者ならではの解説、エピソードが作品に一層の深みを与えます。

■本書でしか読めない“幻の作品”群。あの人のおじいさんも!

「深田久弥氏のこと」

日本山岳会の名誉会員で、深田久弥の晩年の岳友であった藤島敏男さんは、深田が山梨の茅が岳で亡くなった際に同行。深田の無念の死の瞬間を見事な情景描写で表現しています。そして藤島氏、日銀の元幹部であり、ジャニーズ事務所社長、藤島ジュリー景子氏の祖父ということはあまり知られていません。

「『チョモランマ』見果てぬ夢」

トレールランニングの大会で知られる“ハセツネカップ”は、この長谷川恒男さんを顕彰して作られたものです。世界初、アルプス三大北壁の冬期単独登攀の成功など7~80年代のスタークライマーとして活躍するも91年ウルタルⅡ峰で遭難。輝かしい実績を残しながら8000メートル峰、ことエベレスト頂上に足跡を残せなかった彼の「くやしさと夢」は、雑誌掲載のまま書籍化には至らなかったため、今ではなかなか読むことが出来ません。

「遺稿」

ソロクライマーとして自らを追い込み続けた中嶋正宏さんは87年、八ヶ岳大同心で遭難。89年に限定版で出版された彼の遺稿集『完結された青春』は、若きクライマーの懊悩を生々しく表現した名作で、図書館はもちろん、古書市場で見つけても驚くような値段がついていることも。読みたくても読めない「伝説の本」として語り継がれています。

「Mr.ハクパ・リタ・シェルパ」

2008年にチベットのクーラカンリで亡くなった加藤慶信さんの遺稿集として私家版として出版されました。明治大山岳部出身で、厳しさと優しさを併せ持つ名文は、かつて多くの人を魅了した明大OB植村直己の書きぶりを彷彿とさせます。

■内容紹介

山に登ることとは、何かを表現すること――。田中澄江は高尾の花に亡き父を重ね、串田孫一は闇夜の谷で思索に遊ぶ。深田久弥が死の際に見た早春の峰の光景、8000メートルの頂を望み続けた長谷川恒男の熱情、山野井泰史の生還を支えた不屈……。静かな山旅から、命を削る凍てついたヒマラヤの氷壁まで、「山と溪谷」元編集長が登山史に刻まれる名文を厳選して探る、それでも人が山に登る理由。

■編者紹介

神長幹雄(かみなが・みきお)

1950(昭和25)年、東京生れ。信州大学卒。大学在学中に休学し、2年弱、アメリカに滞在。1975年、山と溪谷社に入社し、「山と溪谷」編集長、出版部長などを歴任。山岳雑誌、山岳書を編集するかたわら、多くの登山家と親交を結ぶ。海外取材の経験も豊富で、個人的にも60カ国以上を旅する。著書に『豊饒のとき』『運命の雪稜 高峰に逝った友へのレクイエム』『未完の巡礼 冒険者たちへのオマージュ』がある。2023(令和5)年、共著『日本人とエベレスト 植村直己から栗城史多まで』で、第12回「梅棹忠夫・山と探検文学賞」を受賞。日本山岳会会員。

■書籍データ

【タイトル】『山は輝いていた――登る表現者たち十三人の断章』(新潮文庫)

【編者】神長幹雄

【発売日】2023年7月28日

【造本】文庫版

【定価】737円(税込)

【ISBN】978-4101046112

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/104611/

【Amazon】

以上

身近なお山でのお話も、いくつかはあるようですね。

楽しみです。

※届いた。ヤマトは午前中指定だけど、20分ほどおくれたけどね。

一気に読んでしまった。

文章の力を再確認するとともに、その感性には、おそれいりましたという感じ。

少し時間をおいて、何度か読みたい書籍です。


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