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この記事は 2023年08月09日 に以下のカテゴリに投稿されました その他.

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〜500万点のコレクションを次世代へ〜 国立科学博物館は世界に誇れる標本・資料の収集・保管活動の継続を目指し、 1億円を目標にクラウドファンディングを開始!

開始っとあるけれど、すぐに目標金額の1億円は達成し、更に増えているみたい。

今現在(8月9日午前中)で、なんと5億円に迫る勢い。

凄いねぇ。

皆さん関心が強いんだなぁと、再認識。

おめでとうございます。

〜500万点のコレクションを次世代へ〜 国立科学博物館は世界に誇れる標本・資料の収集・保管活動の継続を目指し、 1億円を目標にクラウドファンディングを開始!

独立行政法人 国立科学博物館(館長:篠田謙一)(以下、当館)は、我が国のナショナルコレクションとして質‧量ともに世界に誇れる標本‧資料の充実のため、目標金額1億円のクラウドファンディングを8月7日(月)より開始いたします。

(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/kahaku2023cf

〜500万点のコレクションを次世代へ〜 国立科学博物館は世界に誇れる標本・資料の収集・保管活動の継続を目指し、 1億円を目標にクラウドファンディングを開始!

〜500万点のコレクションを次世代へ〜 国立科学博物館は世界に誇れる標本・資料の収集・保管活動の継続を目指し、 1億円を目標にクラウドファンディングを開始!

1.国立科学博物館と標本・資料
当館は、「地球や生命の歴史と現在、科学技術の歴史」を研究するため、標本・資料を収集しています。
収集の対象は動物、植物、菌類標本、生きた植物、鉱物、化石、人骨、科学技術史資料など多岐にわたり、60 名を超える各分野の研究者がこれらの標本をもとに日夜研究に励んでいます。
現在、当館の登録標本・資料数は500万点以上にのぼり、その数は毎年数万点ずつ増えています。上野にある博物館の館内に展示している標本・資料は2万数千点で、そのわずか1%未満にすぎず、多くは茨城県つくば市の筑波研究施設敷地内にある専用の収蔵庫に保管されています。
500万点という数字は、日本国内では多いものですが、例えばロンドンの大英自然史博物館は約8000万点、アメリカのスミソニアン国立自然史博物館では約1億5千万点の標本を所蔵するなど、海外の主要な自然史博物館と比べると桁が1つ、あるいは2つ少ないのが現状です。
当館のミッションは、「調査・研究」「展示・学習支援」そして「標本・資料の収集・保管・活用」の3つですが、特に、当館の事業の根幹である「標本・資料の収集・保管」は資金的に大きな危機に晒されています。

2.なぜ、たくさんの標本・資料を収集し続ける必要があるのか?
生物標本の場合、その生物が「いつ、どこに、どのような」状態で生息していたか示す資料となります。より多くの標本を残すことで、絶滅の危機に瀕する生物の過去の生息域や、周囲の自然の状態を調べることができます。様々な時代に様々な場所で収集された標本・資料を幅広く収集することで、データをより多く積み重ねることができ、調査・研究に基づく仮説の確からしさを高めることが可能となります。さらにDNAの解析技術の進展などにより、従来は解析し得なかった古い標本から新たな発見につながる可能性もあります。過去に遡って標本・資料を集めることはできないため、「手にすることができるうちに」収集・保管することが重要です。
コレクションの質を高め、量を増やしていくことで、当館コレクションを利用する研究の質全てを高めることができます。その研究成果は広く社会で共有され、当館をはじめとする世界中の博物館における展示、学習支援活動といった、より皆様に身近な活動に活かされます。過去の研究者、現在の研究者がこれまで集めたコレクションを、未来の研究者・子ども達に引き継いでいく事が重要です。

3. 収蔵庫の現状
標本・資料は通常、収蔵庫の棚に整理したうえで保管されることで、分類の研究に利用され、新たな発見などにつながります。しかし、すでに筑波地区の収蔵庫は収蔵スペースの確保が難しい状況となっています。また、受け入れたものの人手不足で整理できず、箱に入れられたまま廊下に山積みで保管されているものもあります。
また、膨大な数の標本・資料を万全のコンディションで保つには、適切な収蔵保管環境を整える必要がありますが、広大な収蔵庫では、空調設備や標本登録作業を行う人材配置など、維持・管理にも多くの資金を要すため、資金不足を理由に受け入れをやむなく断っているコレクションもこれまで多く存在します。

4.クラウドファンディングに至った経緯
ただでさえ余裕がない運営体制だったところに、コロナ禍によって、入館料収入は大きな影響を受けました。
さらに、昨今の物価高による光熱費や保管容器・溶液(エタノール等)等の高騰、現在建築中の収蔵庫建築資材や人件費などの高騰による費用の大幅な増加が続き、自助努力や国からの補助だけでは対応ができず、様々な活動が縮小・停止を余儀なくされています。
そこで今回、目標額1億円のクラウドファンディングに挑戦することとしました。

5.クラウドファンディング概要
・タイトル :地球の宝を守れ|国立科学博物館500万点のコレクションを次世代へ
・目標金額 :1億円
・形式 :購入型・寄附金控除型 / All in形式
・募集期間 :2023年8月7日(月)〜11月5日(日)23時
・URL :https://readyfor.jp/projects/kahaku2023cf
・資金使途 :コレクション収集・保全費用
・支援コース :5,000円〜1,000,000円まで 40コース以上(※公開期間中も追加予定あり)

8.クラウドファンディングの先に目指すもの
1億円という目標額は、当館としてもこれまで実施してきたクラウドファンディングとはケタが1つ違う大きなチャレンジです。
一方で、クラウドファンディングは、資金的なご支援をいただくだけでなく、その取り組みを応援してくださる新たな仲間と出会える機会になるということも、私たちは今までのプロジェクトで強く感じています。
今回は過去最大の挑戦だからこそ、このプロジェクトを通してより多くの方に当館の取り組みやビジョン、ナショナルコレクションの多様性や研究者の熱量を知っていただく機会にしたい、そして当館を身近に感じてくださる方が一人でも増えたらと願っています。
また、今後も、寄付という形で当館を応援いただける方と継続的に繋がっていく方法を模索したいと考えていますが、まずはこのプロジェクトの成功が、その大きな一歩となります。
私たちの活動や思いにご賛同いただけましたら、ご支援・応援をどうぞよろしくお願いいたします。

【参考資料】
■かはくのコレクションを身近に!リターン(返礼品)の例
今回のクラウドファンディングでは、下記のようなリターンコースをご用意しました。
ご支援へのお礼をお伝えするとともに、かはくのコレクションの多様性や奥深さ、そこにかける研究員たちの熱意や偏愛ぶりまで味わっていただけるようなものにしたいと、職員一同でアイデアを出しあい何度も議論したものです。
「かはくならでは。かはくにしかできない。」リターンのラインナップそのものもお楽しみいただけたら幸いです。

リターン(返礼品)の例
コース(寄付額) リターンの内容
5,000円 【オリジナルグッズ】トートバッグ
10,000円 常設展入館券1枚
10,000円 【オリジナルグッズ】オリジナルラベル日本酒
15,000円 かはくオリジナル図鑑
50,000円 【プレミアムバックヤードツアー】館長&副館長コース

■クラウドファンディング実施期間中の取り組みについて
①クラウドファンディング開始記念トークライブ「地球の宝ってなんだ!?」
日時:8月10日(木)19時〜
URL:https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO(公式チャンネルで配信)
概要:クラウドファンディング開始を記念して、副館長兼コレクションディレクターの真鍋真と他研究員がコレクションの魅力を語るトークライブを配信します。
②定期配信ライブ「かはくの偏愛研究室」
日時:毎週木曜日19時〜(公開期間中)
URL:https://www.youtube.com/user/NMNSTOKYO(公式チャンネルで配信)
概要:かはくの研究員をゲストに招いて、500万点のコレクションの中からお気に入りの標本・資料をピックアップ、「偏愛」を語り尽くします。配信ライブの他に、クラウドファンディングページ内の活動報告にてコラム連載も予定しています。

以上

元は PDF なので、上記は抜粋となりますが、原文はこちらで参照して下さい。

貴重な沢山の資料があるのですねぇ。

これらの支援を使って、有効に活用できるようになると、とても良いですね。

クラウドファンディングは11月まで募集されていますので、関心のある方は、ぜひ支援をしてみてください。

将来がとっても楽しみな、クラウドファンディングですよね。


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