イーキャンパー  キャンプをもっと楽しもう!

インフォメーション

この記事は 2024年01月09日 に以下のカテゴリに投稿されました 映画.

この記事のタグ

, , ,


【国立映画アーカイブ】WEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」新規40作品公開のお知らせ

これはかなり古いフィルムですね。

国立映画アーカイブに新しく公開された作品です。

1920~1930年代の作品が多いようです。

このあたりの作品は、あまり見たことがないと思いますので、とても貴重ですよね。

国立映画アーカイブ】WEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」新規40作品公開のお知らせ
時事映画、教育映画、行事記録、演習記録戦前の貴重な歴史映像 40 作品を新たに WEBで配信・公開
文化庁

【国立映画アーカイブ】WEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」新規40作品公開のお知らせ

【国立映画アーカイブ】WEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」新規40作品公開のお知らせ

国立映画アーカイブでは、2023年12月22日(金)16:00より、当館が所蔵する文化・記録映画など映画作品を配信するWEBサイト「フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―」にて新たに40作品を公開する運びとなりました。

当館の所蔵コレクションを配信する4つ目のWEBサイトとして2023年3月31日に開設し、1904-1937年に製作された日本の文化・記録映画87作品を公開しておりますが、今回の新規公開により、時代の鏡としての文化・記録映画の姿を、より鮮明に体験していただけることでしょう。

約8万6千本にのぼる当館の所蔵フィルムのうち、劇映画ではない実写作品の文化・記録映画やニュース映画は、日本映画だけで5万本近くに及びます。本サイトでは、これまでは上映の機会や放送・パッケージでの普及が限られてきた、こうした歴史映像群を、全篇視聴可能な状態で公開します。

WEBサイトを通じて、日本の近現代において激動を繰り返してきた社会の諸相と、そこで生きてきた人々の記録を広く共有することを目指しています。

見どころ
今回の公開では、1913年から1941年までの間に製作された作品を紹介していますが、とりわけ1920年代後半から30年代初頭までの作品を中心に、中国大陸への進出とともに、徐々に軍国主義化が進行していく時代相が描かれています。一方で、大正デモクラシーを引きついだ市民によるレジャーやスポーツ、民俗芸能への関心など、大衆文化の爛熟ぶりをうかがうこともできます。

また、作品や素材に関する詳細情報を掲載するとともに、全文検索や、ジャンル、撮影場所(都道府県)、年代による絞り込み機能も備えています。

公開作品の一部
・『靖国神社春季大祭』

1926年、11分、白黒

製作:日本活動寫眞株式會社

毎年4月21日より23日まで開催される靖国神社の春季大祭を記録した一篇。要人の昇殿参拝を写した前半とは対照的に、屋台や舞台、奉納相撲で大いに賑わう境内を描いた後半では、遊興空間としての機能を果たしていた戦前靖国の姿がしっかりと収められている。

・『戰禍の濟南』

1928年、9分、白黒

製作:林商會活動寫眞部

1928年5月11日、中国・済南の居留民保護を理由に派遣された名古屋第三師団が、済南城ならびに市内全域を占領した済南事変(第三次山東出兵)の記録。演出ではないかと思われる城攻略のシーンは、撮影と編集の妙により、臨場感溢れた画面になっている。

・『蒙古實情 興安嶺を越えて 昭和四年十月』

1929年、13分、白黒

製作:不詳

中国・四洮線の洮南から興安嶺を越え、奉天に帰還するまでの行程を辿りながら、当時のモンゴルの実情を記録に収めた作品。王府で暮らす王家の人々の姿や、幌を張った牛車で川を渡渉する場面など、建築史や民族誌の観点からも貴重な映像と言えよう。

・『明治神宮 奉納神事舞』

1931年、21分、白黒

製作:文部省

1930年11月4日、明治神宮鎮座10年を記念し、全国から選ばれた8つの奉納舞―秩父囃子、佐伯神楽、有田田楽、赦免地踊、ひやま、鷺舞、上田獅子、豊年をどり―を記録した作品。背後に、当時の民俗学や芸能研究の動向を伺うことができるだろう。

・『山の便り 海乃便里』

1926年、8分、白黒

製作:横浜シネマ商会

横浜シネマ商会で教育映画の普及を目的に構想されたアテナライブラリーの第13編。中央アルプスへ登山とキャンプに出かけた兄弟と、片瀬海岸で海水浴と避暑を楽しむ姉との間で、手紙と写真を取り交わすというユニークな設定を採り、当時のレジャーの過ごし方が描かれている。

・『陸軍特別大演習 於岡山縣下 昭和五年十一月』

1930年、12分、白黒

製作:陸軍省新聞班 撮影:松竹ニュース部

天皇を統監役として、毎年11月に実施された陸軍特別大演習は、開催地における一大イベントとなっていた。岡山で実施された1930年の演習記録でも、小気味よいモンタージュにより、天皇や兵隊のみならず、放送局員の活動や見物客の姿が隈なく収められている。

概要
サイト名:フィルムは記録する ―国立映画アーカイブ歴史映像ポータル―

URL:https://filmisadocument.jp/

制作:国立映画アーカイブ、国立情報学研究所

公開日:2023年12月22日(金)16:00

新規公開作品:

レジャーやスポーツなどの市民生活や軍事演習の記録など、1913-1941年に製作された日本の文化・記録映画40作品(すべて無声)

以上

まだ少しだけしか見ていないのですけれど、これはすごいですよ。

流石にフィルムの状態が良くないのだなぁと思うところもありますが、十分に当時の状況はわかります。

こんなフィルムが Web ですぐに見られるなんて、すごいことです。

是非ご覧になってみて下さい。

 


コメントを残す

最近の投稿

最近のコメント

アーカイブ