秋ですね~
今年はサンマが思いのほかお高いので、実はまだ食べていない。
それでも先日は、100円!ってのが近くのショッピングモールの中のスーパーで売られていたんだけど、細いの。
やめた。
秋といえば、クリもいいよねってことで、先日はまず最初に栗ご飯。
またまたいただいたので、今度は渋皮煮を作ってみましたよ。
さてどうやって作ろうかなぁと考えていたのだけれど、久しぶりにダッチオーブンで。
ステンレスのダッチオーブンなので、シーズニングも不要で、お手入れは楽々だし、やっぱり手軽に使えるのが良いですね。
という事で栗の渋皮煮。
色々作り方(手順)は有ると思うのだけれどね。
一晩お水に漬けておいた栗の皮を剥く。
鬼皮を剥く作業。
栗ご飯とか甘露煮とかなら剥けばよいのだけれど、渋皮煮の時は鬼皮を剥くのにも、そ~っと気おつけて剥くんだよ。
渋皮が破れてしまうと、形が崩れてしまうから。
気をつけて剥いていると、普通に剥くよりも倍ぐらい時間がかかると思う。
最初に栗をにてしまうレシピが、多いように思うのだけれど、煮てしまうと栗が柔らかくなって剥きやすいことは剥きやすいのだけれど、肝心の栗の実部分も柔らかくなってしまうので、渋皮に傷を付けないように剥くのは難しくなってしまうようにも思う。
最初に栗を煮ると、確かに灰汁も取れるし、灰汁をこまめに取るのが、おいしい渋皮煮を作る秘訣だとは思うのだけれど、何度も煮汁を入れ替えて上げれば、同じ事ではないのかなぁと。
まぁ、お好みに応じて好きな方法で作ったって、良いと思っているので(おいしければね)いつも最初鬼皮を剥いちゃう。
最初はたっぷりのお水を入れたお鍋に栗を投入。
重曹(ベーキングパウダー)を少し入れて、火にかける。
最近重曹は、おそうじにもつかわれるようで、その精製度によっては、お料理には適さない物も有るので、注意してね。
この画像は、コストコで売ってるベーキングソーダ(重曹)。
もちろん食用可な製品だけれど、でっかいんだ。
6.12キロ入っているけれど、これで確か1000円ぐらいだったはず。
お掃除にも食用にもがんがん使えるし、実は粒子が細かく堅いので、サンドブラスターの砂の代わりに使ったりもしているよ、
ということなので、我が家では常備品となっている。
最初の煮汁はすごいよ。
すごく真っ黒で驚くぐらい。
画像の通りだけれども、これでおいしい食べ物ができるのかかと、少し不安になるぐらい。
でもね。
数回(三回ぐらいかな)煮汁を入れ替えていくと、だんだんきれいになってくる。
おっと、最初に栗を煮た後は、少し冷ましてから、渋皮の筋をきれいにとってあげる。
これは爪楊枝を使って、栗の下の方から筋を取っていくと、きれいにとれるよ。
ここまでの作業が終了すれば、後はお砂糖とみりんを少々入れて2時間ほど煮込んで、そのまま一晩放置しておけばお良い。
お砂糖の量などは、栗の量にもよるので適当に入れればよいと思うけれど、栗の渋皮煮、甘露煮はすごくお砂糖を使うのね。
でも、これはおいしい。
自信を持っておすすめできる。
冷蔵庫で普通に保存すると10日ほど持つそうだが、うちでは熱湯で殺菌したジャムの瓶などの密閉できるよう気に入れて、冷蔵庫で保管。
お正月ぐらいまでは、大丈夫。
おいしくいただけますよ。
さすがにダッチオーブンの威力。
中まで柔らかく、甘みもしっかり(適度に)浸透しているね。
今回は、ステンレスの10インチダッチオーブンを使ったけれど、キッチンで使うのなら、8インチも良いかもしれない。
煮物料理は、これがあると、一段上の味になると思うよ。
この形だから、お鍋ごと食卓に出しちゃってもよいんじゃない?