こういった「火と水で発電できるアウトドア用USB充電器」って商品は、いくつか他にもあるのですが、あのドスパラ系列の PC グッズを扱う通販ショップ「上海問屋」が製品の販売を開始しました。
原理的にはペルチェ素子を使っていますが、この素子の裏面と表面に温度差を与えると、発電するという性質を利用した製品です。
アウトドアブランドとしても、モンベルが販売している、
こういった製品をはじめ、いくつかが存在します。
上海問屋が販売するのは、
このような外観で、特徴的なのは収納時には、画像のようにコンパクトに収納出来る点です。
このようにして使います。
赤い器となっている部分(シリコンと思われる)に水を入れ、舌のように出ている金属板をストーブの火が出る部分において、その上にはケトルやコッヘルなどの調理器具を置くという形。
水を入れる部分には、ペルチェ素子の片面に貼り付けられたアルミの放熱板をとおし、水により冷却され、舌のように出ている金属と思われる板は、ペルチェ素子の反対面に接していて、これにより温度差を得て、発電する仕組みになっているものと思われます。
さて、どれぐらいの発電量があるかというと、5V 500mA (おそらく最大)とのことですので、知れたもの程度ではありますが、何もないよりは良いかも知れません・・が、もしかしたら、太陽光を使ったソーラーパネル(昼間の晴天時しか使えないけど)も今お値段 11,999円 だったら、面倒が無く使えて便利かなぁとも思います。
価格的に上海問屋だったので、安っすいのか?と思いましたが、ちょい期待はずれでした。
非常時には良いかも知れないけど、火を適切におこすのも大変だと思うんだよな。
ちゃんとした道具があれば良いけど。
素子自体は手元にもあるので、実験する事も出来るけど、実用性が乏しいものを作ってもねぇ・・
使わなくなったポータブル冷蔵庫とかも、これと同じ素子を使っているの。
逆の使い方をしているだけ。
ペルチェ素子って、電流が沢山必要だけど、電気を流してあげると、今度は逆に片面が暖まって、片面は冷えるので、その性質を利用しているのですね。
いらないのがあれば、分解すれば素子を取り出せると思います。
強くオススメはしませんけれど、上海問屋の製品ページはこちらにあります。
新製品なので、しばらく待って、セールとかで半額とか・・ならないのかぁ?