う~むぅ。
自分でも燻製良く作りますが、たまたま店頭で見つけて試してみました。
永谷園からでている、燻製の素 と言う製品。
なんと、煙を出さずに燻製の風味が楽しめるという、家飲み好きな人向けの商品ですね。
燻製というとやっぱり煙がある程度でるので、集合住宅とかにお住まいの方は、ちょっと手を出しにくいと思うので、これがもし Good ! だったら、楽しみが増えますねぇとは思います。
さてどうかな?
パッケージはこんな感じで、いかにもおいしそうな燻製が写っています。
裏側は、こんな感じ。
パッケージの裏には、普通にこの商品の使い方が、書いてあります。
お水が 50cc と、ビニール袋が必要で、作る時間は 10分弱って事です。
中身は、こんな。
この袋の中に濃縮された液体が入っていて、お水を 50cc 足して、ビニール袋に入れ、食材によりますが、5~10分程度つけ込むだけで、燻製の風味が味わえるとの事。
でもこのパッケージ見て思ったところがあって、それは、この袋がもう少し大きくてジプロックになってれば、このままつけ込む事が出来るじゃない。この袋、用意したビニール袋に移したら捨てるしかないじゃないの。
特にアウトドアで使うには、こういう心配りというか再利用が可能なところとか、重視されるんだよな。だって別にビニール袋用意しなくて済むしね。(コストとかいろいろあるのでしょうけど)
でも、う~ん。こりゃ楽しみだ。
早速、作業開始。
つけ込む食材は、燻製の定番のたまごとチーズにしてみました。
たまごはお塩を少し入れた、お水から 8分ほどにてまずはゆで卵、チーズは適当な厚さに切るだけ。(燻製の時にいつも使うファミリアチーズにしましたけど)
これをお水を加えた先の燻製の素を入れたジプロックに入れて、しばらくおいておきます。
パッケージ裏面に書かれた規定の時間を経過後、様子を見たのですが、少し色が薄いので、もう少しおいてみた。そして、出したぞ!の図が下記のとおり。
たまごの色は、ちょっと見ですが、見かけはホントに燻した燻製と同じような色合いだけど、ホントに燻すと表面が少し堅くなるので、触るとちょっと違うなって感じ。
チーズは、こりゃ明らかに違う。
大丈夫かな?
切り分けて盛りつけ。
水気をペーパータオルで切ってから、少し冷蔵庫の中で寝かせた(1時間ぐらい)状態。
たまごは半熟で完璧ってそっちじゃないんだよ。
さて、試食。もちろんビール付きね。
たまご – これいけるよ。表面の感触をのぞけば、黙って出されればちゃんと燻製された物と、間違えちゃうほどだ。
チーズ – 悪いけど、あまり良くない。チーズもホントに燻製かけると少し堅くなるのだけど、水気を吸ってしまうだろうか、少しどろっとした感じで、こりゃ良いとはいえねぇな。
お肉 – ベーコンをつけ込んでみたけど、まぁいいと思います。焼くのならいいかもね。
お魚 – どうだろ?やってないからわからないけど、同じく焼くのならいいと思うけど。サーモンなどは結構良くなると思うなぁ。
まぁでも手軽に楽しめるという事を考えると、○って思う製品です。
ちょっと本来の使い方とは違うけど、こんな事してみました。
これはクリームチーズなのだけど、先の燻製の素をお醤油みたいにかけてみた。
これは思いの外おいしいよ。
おそらく、水気を吸ってしまうような食材だと、あまり・・という結果になるのかもしれませんね。
だから、お豆腐とか、もしかしたらアイスクリームとかにかけるとかの使い方もあるのかもしれない・・
チーズとかはんぺんとかちくわとか、もしかしたらつけ込むのではなくて、この液を刷毛で塗ってさっとあぶるとかもいいのかも。
でも結果には満足していて、どちらかというと、ちょっと違う調味料のような使い方で次回は使ってみたいなぁと思います。
ローストチキンの時に、下味に使うとかね・・・うん。これは楽しみだ。ローストするだけで、燻製にも出来ちゃいそうな感じ。
こちらの製品、永谷園から2月下旬に販売開始され、そろそろ店頭に並んでいるようですよ。
永谷園の燻製の素のページはこちらにあります。
作り方の動画もありました。
こんな感じではあるけれど、試してみる価値はあると思う製品です。
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