ものすごく昔の SF 本が、復活するというお話。
昔の人が(多分一生懸命)考えていたことが、わかるかも。
今の時代には、実現できたことも、それらが夢だったことも書かれているのかもね。
お好きな方には、面白いかも。
古典SFの名作が100年の時を経て復活!『八十万年後の社会 タイム・マシン【大正翻案版】』電子版&オン・デマンド版で好評発売中。
株式会社扶桑社
1913年に発行された、黒岩涙香訳述『八十万年後の社会』(大正二年 扶桑堂刊)が電子版・オン・デマンド版として復活!
時間を移動する機械を発明した科学者が八十万年後の世界へ旅立つ、という奇想天外な着想で、後世に大きな影響をあたえたSFの古典的名作『タイム・マシン』。
そこにこめられた当時の社会へのきびしい批判に共感した黒岩涙香が、原著発行から十数年で日本に初紹介した翻案版『八十万年後の社会』。
いきいきとした涙香の名調子そのままに、現代かな遣いで読みやすく復刻。
時間を旅する「航時機」を発明した博士は、はるか八十万年後の世界へ飛びたつ。そこは、華奢で美しい「人形人種」と、獰猛で危険な「土蜘蛛人種」とが棲みわける、奇怪な社会であった――
19世紀末、科学文明発達のかげで貧富の格差が増大する社会への批判もこめて、奔放な想像力で書かれたH・G・ウェルズの『タイム・マシン』。
この名作は、遠く日本で、やはり経済と科学万能の世を慨嘆する黒岩涙香の目に留まる。『噫無情』『鉄仮面』等、さまざまな名作を紹介してきた涙香は、『タイム・マシン』を『八十万年後の社会』と題して翻案する……
『ドラえもん』(藤子・F・不二雄 著・小学館刊)や映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場し、今や知らない人はいないであろう「時間旅行」の装置を世界中に広めた名作『タイム・マシン』
19世紀末の発展する資本主義社会の中で、H・G・ウェルズは80万年後にどんな未来を見たのか?
映画化もされ、現在に至っても評価され続ける不朽の名作SFを、読みやすくなった涙香の名翻訳でお楽しみください。
■現代かな遣いへの変更について
本書は、黒岩涙香訳述『八十万年後の社会』(大正二年(1913)扶桑堂刊)の内容を変えずに、表記を改め、現代風に読みやすくしたものです。
■新刊概要
タイトル:『八十万年後の社会 タイム・マシン【大正翻案版】』
著者:H・G・ウェルズ(著) 黒岩涙香(訳述) 高木直二(編集)
発売・配信:2020年8月5日
価格:本体800円+税(電子版) 本体1200円+税(POD版)
判型:電子版・オン・デマンド版のみ
発売元:株式会社 扶桑社
■購入リンク
扶桑社HP:https://www.fusosha.co.jp/e-book/issue/entryissue/009667.html
以上
でも、翻訳版なんだね。
日本人が当時考えていた SF 的なことではないのが少し残念だけど。
ちらりと見てみたけれど、なかなか面白そうだ。