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この記事は 2014年10月22日 に以下のカテゴリに投稿されました お料理, キャンプ.

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初めてのダッチオーブン 使ってみる編 – 火加減はどうする?

さあいよいよですね。

ダッチオーブンを使った初めての料理は何にしますか?

何を作るにしても、焼くなり煮るなりしますから、それを行うには火が必要ですね。

例えば、ローストチキンを作るにしても、その火加減をどうしたら楽に上手にできるかについて書いてみたいと思います。

普通は野外での料理ではダッチオーブンの場合は炭を使うと思うので、その場合についてです。

炭を購入する際に、皆さんはどうしていますか?

お店によっては段ボールを開けてあってサンプルとして中身が見られる状態になっている事も多いですね。
まぁ形が整っているとか、材質はなんなのか位はそれでわかると思うのですが、その火力ってどれほどなのかわかりますか?
そう、大体の材質や炭の名称(備長炭だとか)で何となくわかる程度ではないかと思います。
でも、これはみんな同じなので、これは気にしなくて良いです。誰だって一緒です。
何度か同じ物を使ってみて、この炭が使いやすいね。って言うのはわかってくると思います。

でもね。もっと簡単な方法があるのですよ。

実はいろいろと聞いてみて、東京と神奈川の方はどうやらホームセンターでは手に入れる事が出来ないようなのです。

それは

豆炭

を使う事。

豆炭ってご存じですか?

豆炭

豆炭

昔はこたつやアンカやカイロに入れて使ったそうです。
これ知っている方は、寒い地方の方か、少し先輩の方だと思います。

豆炭は、石炭 / コークス / 木炭などを粉状にして、消石灰などを混ぜ合わせ、一定の大きさにして圧力をかけて固めた物です。

最近は少しの量であれば、百均でも見かける事がありますが、沢山いるので結局高価になってしまいます。

豆炭の画像は上の通りですが、真っ黒ですね。

なんでこれがダッチオーブンを使うときによいのかというと、一つ一つの大きさが一緒ですよね。
これが実は重要なのですね。
自然の炭では、ある程度形の整った同じような大きさの炭は、ナカナカ高価な炭になってしまいます。
大きさが一定であれば、一つ一つの火力も一定であるはずです。(材料が同じなら)
使用した感じでは、いくつかのメーカーの豆炭を使っていますが、火力が異なるという事はありません。

そう、ダッチオーブンで料理を行うときの熱源としては、豆炭を使うとすごく楽になるのです。

ダッチオーブンには豆炭を使う

ダッチオーブンには豆炭を使う

なぜかというと、大きさが一緒なので火加減も変わらず、その個数で火加減が出来ます。
例えば上火には15個とか・・これで鉄板を使った12インチのダッチオーブンなら、上火は大体中火ぐらいだと思います。
お教室とかを開催する事もあるので、皆さんに火加減をしてもらうのですが、そんなときにもすごく助かります。だって何個上にのせてくださいと、いえばいいだけですから。
ちなみに下火は、一様に並べて炭バサミがお鍋と豆炭の間を軽く通す事が出来るぐらいにすると、下火も中火になります。
大体ですけれども、鉄製のダッチオーブンならば、大きさ(インチ)+3 が上火、下火は個数より間隔で調整した方が良いので、少し多めにあった方が良いです。
12インチだと15個ぐらい10インチだと13個ぐらいを上火がにおくと豆炭の場合は良いです。下火は、間隔(並べる間隔とお鍋までの距離との間隔)で調整できますから、少し多めに豆炭があれば良いです。
ステンレスの場合はそれよりも少し多めにします。
このあたりは使うお鍋手に合わせてという事になりますけれども、一度覚えてなれてしまえば、シュークリームを焼き上げるぐらいまで、火加減できるようになります。

ダッチオーブンで焼いたシュークリーム

ダッチオーブンで焼いたシュークリーム

お値段もね。安いのです。

普通の方だと少し多すぎるかもしれませんが、12キロの紙袋に入っています。
ですので密閉できる箱などを用意しておいて、小出しにして使うと良いです。

188888

これでお値段は¥1,300 位だと思います。前は¥1,000 を切っていただのですけど。

コメリって書いてありますよね。ここ一応全国展開しているホームセンターの名前です。通販もしているみたいですね。

アマゾンだとちょっと高いかも。

キャンプ場の近くにホームセンターがあればのぞいてみたらあるかもしれません。
ホームセンターでは、場合によっては普通の人はあまりいかない、燃料売り場や農耕具の売り場などにある事もあります。探し回るよりも、聞いてみた方が早いです。

欠点も少しあるので、述べておきます。

火付きが若干悪いです。

チャコスタと豆炭

チャコスタと豆炭

チャコスタなどの道具を使って点火した方が、良いと思います。
チャコスタなら、どかっと豆炭を入れて、適量の着火剤を下に置いて点火するだけで火が起きます。大体20分ぐらいで火が上がってくると思いますが、豆炭の保存状態にもよるので湿気を多く含んでいるときなどは、若干時間がかかります。
炭だと湿気を含んでいるとパチパチはねたりして、化繊の衣類に穴が開くなどが起きますが、豆炭はそれはないようです。
燃えかす(灰)が多いですね。でもこれはたいした問題ではありません。
最後にこれは気を付けた方がよいのですが、点火すると豆炭の全体が白くなるのですが、この状態になると少し良いのですが、黒い部分が残っているうちは、少しにおいが出ます。このにおいは感じる人と感じない人、個人差があると思うのですが、この状態で、BBQ などの焼き物を行うと、食材にこの臭いが付いてしまう事があるようです。
ですので少なくとも真っ白な状態にして使うか、BBQ とかを行う際には、別の炭を用意した方が、良いですね。

その他は問題ありません。昼間ダッチオーブンで料理して、豆炭をあげると大体4~5時間(もちろんそのときの状態にもよると思います)燃え続けるので、夕方はそれを火床にして、別の炭をあげるなどの使い方も出来ます。

ホントに火加減は楽になりますから、是非試してみてください。

前の記事、初めてのダッチオーブン 使う前に – シーズニングはこちらです。

次の記事、初めてのダッチオーブン トラブル編 – さびちゃったどうしよう・・はこちらです。

 

 

 


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